返信はがきの書き方(出席・欠席)

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返信はがきの書き方(出席・欠席)

結婚式や祝典、同窓会などの招待状が届いたら、返信はがきに出席・欠席の返事を書いて、早めに伝えるのが基本です。また、返信はがきの書き方についてもルールがあり、マナーを守って書くことが常識的に求められます。

招待状は、お世話になった人や、これから交流を深めたい大切な人を招く書状です。相手に失礼な印象を与えないためにも、返信はがきの書き方はマスターしておきましょう。

返信はがきの書き方

返信はがきの書き方については、祝宴に出席する場合と、欠席する場合の2パターンの返信方法がありますが、表書きについては、どちらも同じ書き方になります。まずは返信はがきの表書きの書き方から解説していきます。

表書きの書き方

返信はがきは、表書きに返信先(招待主)の宛名が記載されているのが一般的です。左図が送られてきた返信はがき、右図が返信するときの書き方です。

返信はがきの書き方(表書き)

相手が用意した返信はがきでは、宛名に「行」とついていることが多いです。2本の斜線で「行」を消して、「様」などの敬称を左に書き入れましょう。

出席するときの裏書きの書き方

出席の返事の書き方を解説します。出席するときに裏書きでやるべきことは全部で3点です。以下をご覧ください。

返信はがきの書き方(裏面・出席)

  1. 2重の斜線を引く:裏面に書いてある「御」「御芳」には全て2重の斜線を引きます。通常、手紙やはがきは、差出人が受取人に敬意を表すもの。差出人(招待された人)の名前や住所に、「御」や「御芳」をつけたままにするのは不自然です。返信はがきの文面は、慣用的なものが使われているため、2重線を引いて修正しましょう。
  2. 出欠の返事を書く:「出席」の文字を〇で囲みます。
  3. ひと言メッセージを書く:丁寧な文面になるよう、一筆書き添えることも大切です。「御欠席」の下の空いたスペースにお祝いのメッセージを書きましょう。

ひと言添える言葉の文例

  • 祝宴にお招きいただき、光栄です。
  • このたびは誠におめでとうございます。喜んで出席させていただきます。
  • ご招待ありがとうございます。
  • おめでとうございます。当日お目にかかるのを楽しみにしております。
  • 幹事の方にはいろいろご手配、ありがとうございます。
  • このたびはお世話になります。よろしくお願いします。
  • ご結婚おめでとうございます。
  • 晴れの日までお体おいといください。

相手との関係性を考慮して、相応しいメッセージを心を込めて書いてくださいね。

結婚式の招待状では斜線の代わりに「寿」で消すのもアリ

上記でご説明した通り、通常は「御」「御芳」の箇所に2重の斜線を引きますが、2重線は「文字を切る」ことから、「縁を切る」ことを連想させるともいわれています。縁起が悪い2重線の代わりに、結婚式のお祝い事では「寿」と書く方法があります。

「寿」とは、結婚のお祝い事を表し、長寿を意味する言葉。これを朱色の毛筆で以下の箇所に書きます(黒色の毛筆で書く人もいますが、正式には朱色で訂正します)。

返信はがきの書き方(寿)

若い人の間ではあまり馴染みのない訂正方法ですが、送り主によってはこの方法で書くのも粋ですね。

欠席するときの裏書きの書き方

欠席の返事を出すときの返信はがきで書く項目は以下の3点です。

返信はがきの書き方(欠席)

  1. 2重の斜線を引く:裏面に書いてある「御」「御芳」には全て2重の斜線を引きます。通常、手紙やはがきは、差出人が受取人に敬意を表すもの。差出人(招待された人)の名前や住所に、「御」や「御芳」をつけたままにするのは不自然です。返信はがきの文面は、慣用的なものが使われているため、2重線を引いて修正しましょう。
  2. 出欠の返事を書く:「出席」の文字を〇で囲みます。
  3. 欠席理由とひと言メッセージを書く:欠席するときは、簡単に理由を述べるのがマナー。ただし、慶事に水を差すような事情なら「所用のため」とぼかして書きます。

ひと言添える言葉の例文

  • ご結婚(〇〇賞受賞、新装開店など)おめでとうございます。残念ながら当日は所用があり、出席がかないません。お許しください。
  • ご結婚おめでとうございます。ご招待いただき嬉しく存じます。あいにくはずせない用があり、うかがえませんが、末永いお幸せをお祈りいたします。
  • 当日は旅行中で出席できません。申し訳ありません。
  • スケジュールの都合がつかず、失礼させていただきます。
  • 皆様によろしくお伝えください。
  • 次回を楽しみにしております。
  • 幹事の皆様にはご面倒をおかけします。今回は都合がつかず、欠席させていただきます。

出席できないときは、相手の気持ちを削ぐことのないよう、より丁寧な言葉を書き添えましょう。

返信はがきを書くときの3つのマナー

最後に、返信はがきを書くとき、出すときに押さえておくべき3つのマナーをご紹介します。

毛筆か万年筆で書こう

正式な文書は、毛筆か万年筆、筆ペンで書くのがマナーです。はがきは手紙の略式といっても、字の美しさや丁寧に書くことに差を設けることはありません。

水性のボールペンでも黒色なら良いとされていますが、毛筆や万年筆と比べて美しさは劣ります。鉛筆で書いたり、グレーやレッド、ブルーのインクはマナー違反です。

招待状が届いたら2~3日以内に出す

招待状は通常、2~3日以内、遅くとも1週間以内に出すのが基本です。

招待する相手は、返信はがきが届いてから準備することが山のようにあります。迷惑を掛けないためにも、結婚式などの慶事やお祝い事のマナーとして心得ておきましょう。

欠席するときのマナー

出席が難しいときは、いきなり返信はがきを送ると失礼になる可能性があります。まずは電話かメールで欠席する旨の連絡を入れておきましょう。

連絡するときは、先にお祝いの言葉を述べ、次に「やむを得ず欠席するかもしれない」こと、「予定を調整して出席できるよう努める」ことを伝えます。

その上で返信はがきを出すことにより、主催者にどうしても都合がつかなかった気持ちがより伝わりやすくなるでしょう。

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