結婚を機に退職する方から寿退社の挨拶メールが送られてきたら、返信することを心がけましょう。相手もきっと嬉しい気持ちになります。
返信メールには感謝の気持ちはもちろん、退職を残念に思う気持ち、今後を祈る気持ちを書き記して、温かみのある文面を送りましょう。
ここでは、寿退社の挨拶メールに返信するときの書き方やマナーについてお伝えします。返信メールの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
寿退社の挨拶メールに返信するときの書き方・マナー
まずは、寿退社の挨拶に返信する際のメールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
なるべく早く返信しよう
寿退社の挨拶メールは基本、最終出社日の定時前後に送られてきます。次の日以降の返信になってしまうと退職者にメッセージが届かない可能性もあるので、挨拶メールを受け取ったら早めの返信を心がけましょう。退職者が会社を出る時間がリミットです。
返信メールに書く3つの内容
寿退社の挨拶メールに返信するときは「感謝の気持ち」「退職を残念に思う気持ち」「今後の活躍を祈る気持ち」の3つを文面に盛り込みましょう。特に、これまでお世話になった方や、仕事で深い関わりのあった方には、目一杯の感謝の気持ちを伝えることが大切です。書くときはお世話になったエピソードを書き記すことにより、退職者の印象に残る、温かみのある文面に仕上がります。書き方の例は次章の文例を参考にしてくださいね。
寿退社の挨拶メールに返信するときの文例集
つづいては、寿退社の挨拶メールに返信するときの文例を紹介します。
寿退社の挨拶メールに返信するときの文例(上司・先輩に送るとき)
件名:Re:退職のご挨拶 〇〇さん お疲れ様です。△△です。 この度はお忙しいところ、ご丁寧に退職のご挨拶をいただき、 〇〇さんにはこれまで温かくご指導いただき、 私が仕事で悩んでいるとき、 本当にありがとうございました。 今月で退職されるのは大変残念ですが、 お身体には十分お気をつけください。 ==================== |
書き方のポイント:上司のおかげで成長できたこと、悩みが解消したことなど、過去お世話になったエピソードを思い出して文面に書き記すと温かみのある文面に仕上がります。末文でも改めてお世話になったお礼を述べ、感謝の念が強く伝わるようにするのもポイントです。
寿退社の挨拶メールに返信するときの文例(部下・後輩に送る時)
件名:Re:退職のご挨拶 〇〇さん お疲れ様です。△△です。 退職前で忙しい中、退職のご挨拶をしていただき、 これまで営業の仕事をしっかりサポートしてくれて 無理難題をお願いしても嫌な顔一つせずに 〇〇さんならきっと温かい家庭を築いていけると思います。 今までありがとう。本当にお世話になりました。 ==================== |
書き方のポイント:相手が目下の方であっても、退職の挨拶には丁寧な言葉で返信するのが基本です。仕事に取り組む姿勢や、部下の明るい性格が職場に与えていた影響、部下から学んだことなどを書き記して謝意を伝えましょう。
寿退社の挨拶メールに返信するときの文例(社外に送る時)
件名:Re:退職のご挨拶 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 ご多用のところ、退職のご挨拶をしていただき、 〇〇様にはこれまで弊社のためにご尽力いただき、 今月でのご退職は寂しい限りですが、 お身体には十分お気をつけください。 ==================== |
書き方のポイント:相手の仕事によって助けられたエピソードや仕事に対する取り組み方などを書き記して、感謝の気持ちを伝えましょう。挨拶への返信メールでは退職後のことについて余計な詮索はせずに「感謝の気持ち」「退職を残念に思う気持ち」「今後を祈る気持ち」の3点を文面に書き記してまとめましょう。