面接の合否結果を問い合わせる催促メールの文例

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採用面接の合否結果を問い合わせる催促メールの文例

面接が終わってから1週間待っても合否結果のメールが来ないと「いつまで待ったら結果を教えてくれるんだろう」と焦るものです。面接先の会社が志望企業である場合や、他社の選考スピードよりも遅いと尚更でしょう。

ただ、そもそも面接の結果はどのくらい待てば問い合わせてもいいのか、どのようなメールで催促すると相手に失礼な印象を持たれないのかなど、わからないことが多いと思います。

ここでは、採用・面接の合否結果を問い合わせる催促メールの書き方やマナーをお伝えします。文例も紹介するので、企業に問い合わせのメールを送るときの参考にしてくださいね。

面接の合否結果を問い合わせる催促メールの書き方・マナー

まずは、採用面接の合否結果を問い合わせる催促メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

1.面接の合否結果を問い合わせるのは2週間以上経過してから

合否結果を問い合わせるのは、忙しい相手を急かすことになるため基本的に失礼です。しかし、いくら待っても一向に連絡がないときは、メールの書き方に気をつければ確認しても問題ありません。催促メールを送るときの目安は、面接を実施してもらった日から最低2週間以上経過してからにしましょう。

2.件名の書き方

件名は、一目見ただけでメール本文の用件を理解できる、分かりやすいタイトルにするのが基本です。面接の合否の結果を催促するメールを送るときは以下の例文がおすすめです。

  • 件名:二次面接の合否のご確認【〇〇大学〇〇学部の〇〇です】
  • 件名:〇月〇日の一次面接の結果につきまして
  • 件名:〇月〇日の最終面接の合否について

採用担当者は多くの学生に対して面接を実施している可能性があるので、あなたの大学名や氏名、面接実施日を件名に明記しておきましょう。いつ実施した面接結果の問い合わせかを調べやすくする配慮を持つことが大切です。

3.宛名は正式名称を書くのが基本

メール本文の冒頭には、宛名を書くのがマナーです。採用担当にメールを送るときは、相手の「会社名→部署名→役職名→名前→敬称(様)」の順に明記しましょう。

これらの情報が分からない場合は、受け取っていれば名刺を確認したり、過去にやり取りしたメールの署名部分を確認したりして書きましょう。くれぐれも企業の会社名を省略して書いたり、名前の漢字を間違えたりしないよう入念にチェックしましょう。

4.挨拶文を書いて自身を名乗る

採用担当者の名刺を事前に受け取るなどやり取りのあった相手や、面接を実施してくれた人事担当者に催促メールを送るときなど、面識のある相手には「いつもお世話になっております」「お世話になっております」を用います。

「平素より大変お世話になっております」という挨拶文もありますが、丁寧すぎる印象を与えるため今回の催促メールには相応しくないでしょう。もしも面識のない相手に送るのなら「お世話になります」と簡潔に書き記しましょう。

挨拶を書いたら、次はメールの送り主であるあなたのことを名乗ります。書くときは「大学名→学部名→氏名」の順とします。あわせて学科名を伝えてもOKです。例文は以下の通りです。

  • 〇〇大学〇〇学部の〇〇です。
  • 〇〇大学〇〇学部の〇〇と申します。
  • 〇〇大学〇〇学部〇〇学部の〇〇です。

5.面接・採用試験のお礼を述べる

本題に入る前に、先日実施してもらった面接への感謝の言葉を伝えましょう。

  • 先日は貴重なお時間を頂き、誠に有難うございます。
  • 先日はお忙しい中、貴重なお時間を割いて面接をおこなって頂き、誠にありがとうございます。

6.合否結果ではなく期日を催促する

面接の合否の結果を催促すると、採用担当に「合否を決めるのが遅い」「早く結果を教えろ」という印象を与えてしまいかねません。直接的な問い合わせはタブーです。柔らかい言い回しを用いることが基本と理解し、下記の例文を参考にして、相手に伺いましょう。

  • 〇日に貴社の一次選考にお伺いしましたが、合否の結果につきまして、いつ頃ご連絡をいただけるか、お教え頂くことは可能でしょうか。

7.催促メールを送ることへのお詫び文を添える

相手を責める印象にならないよう、催促する一文を明記したあとは、自身の不注意が原因によるお願いであることを書き添えて、失礼にならないよう文面をまとめましょう。

本来ならば面接時に確認すべきところを、私の不注意でこの度のご連絡を差し上げることとなり誠に申し訳ございません。

面接の合否結果を問い合わせる催促メールの文例

つづいては、採用面接の合否結果を催促するメールの文例を紹介していきます。メールの作成にお困りの際はこちらを是非ご参照下さい。

件名:〇月〇日の一次面接の結果のご確認

株式会社〇〇
人事総務部 〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
私、△△大学△△学部の△△と申します。

先日は貴重なお時間を頂き、
誠に有難うございます。

〇日に貴社の一次選考にお伺いしましたが、
合否の結果につきまして、いつ頃ご連絡をいただけるか、
お教え頂くことは可能でしょうか。

本来ならば面接時に確認すべきところを、
私の不注意でこの度のご連絡を差し上げることとなり
誠に申し訳ございません。

お忙しいところ大変恐縮ではございますが、
ご教示頂けますと幸甚でございます。

お手数をおかけ致しますが、何卒宜しくお願い申し上げます。

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署名
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書くときのポイント:文例の流れは以下の通りです。

  • 宛名
  • 挨拶文
  • 大学名・氏名を名乗る
  • 面接のお礼を述べる
  • 採用面接の合否連絡の期日を伺う
  • 催促メールを送ることへの非礼を詫びる
  • 改めて丁重にお願いする一文を添える
  • 結びの挨拶

注意すべきポイントは「まだ連絡が来ていない」「面接の合否の結果を教えてほしい」といった直接的な表現は控えるのがマナー。催促メールで確認するのは面接の合否の結果ではなく、合否の連絡期日ということも忘れてはなりません。

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