お客様から商品の注文を受けたら、感謝の気持ちを込めたお礼メールを送りましょう。
お礼メールは形式に従って礼儀正しく丁寧に書くことを意識するとともに、注文内容を再度確認してもらい、打ち間違いなどがないかを確認することが大切です。
ここでは、注文のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
注文のお礼メールの書き方・マナー
まずは、注文のお礼メールの書き方や心がけておくべきマナーについてお伝えします。
注文を受けた後、お礼メールは早めに送信する
顧客から注文を受けたら、その日のうちにお礼メールを送るのが基本です。お礼メールを受け取ることによって顧客は、あなたの会社が注文を承ったことを確認し、安心することができるのです。メールのやり取りはスピードが大切ですが、注文やお金のやり取りでは特に重要だと心得て、早めの送信を心掛けましょう。
お礼の言葉ではじまり、お礼の言葉で締めくくる
数ある企業・店舗のなかから自社を選択してくれたことを素直に感謝し、礼儀正しい言葉を用いてお礼の気持ちを伝えましょう。感謝の言葉は、長々と書く必要はありません。メール本文冒頭の挨拶文と、締めくくりとなる結びの言葉を書き記すときに、感謝の気持ちをこめた文章を添えると喜ばれます。
注文内容を改めて明記する
お礼メールは感謝の気持ちを伝えることが一番の目的ですが、注文内容に間違いがないかを再確認してもらうことが基本です。特に、商品名(カラー・サイズ・年式なども含む)、数量、納期、購入価格は必ず伝え、あとでトラブルが起きないようにすることを心掛けましょう。
注文のお礼メールの文例集
つづいては、注文のお礼メールの文例集を紹介します。
注文のお礼メールの文例(基本)
件名:「〇〇〇〇」ご注文の御礼 株式会社〇〇〇〇 株式会社△△、営業部の△△と申します。 この度は、「〇〇〇〇」10点をご注文いただき、 お品物の納期につきましては、 当日は私もお伺いし、設置および 本品は従来の商品を一新し、機能面やデザインで ご質問やご不明な点がございましたら 今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
商品の特徴を書く:注文のお礼・納品日時のお知らせを明記したあとは、注文してくれた商品の特徴を簡潔に述べて、セールスポイントをアピールする一文を添える工夫も大切です。顧客が購入して良かったと思ってもらえるよう商品の強みを明記しましょう。
注文のお礼メールの文例(得意先)
件名:ご注文の御礼 株式会社〇〇〇〇 株式会社△△、販売部の△△です。 この度は「〇〇〇〇」をお注文いただきまして 納品日時は、ご指定の〇月〇日(〇)午後を 本品は今期より仕様を新しく変更し、 ご質問やご不明な点がございましたら 今後ともご愛顧のほど、宜しくお願い申し上げます。 まずはご注文のお礼まで。 ==================== |
感謝の気持ちを込めて温かみのある文面にまとめる:メール本文の冒頭は、顧客向けの挨拶表現の定番フレーズを記し、日頃の感謝の気持ちを伝えます。末尾ではこれからも引き立てを願う気持ちを表す一文で締めくくりましょう。
注文のお礼メールの文例(ネットショップ・通販)
件名:【〇〇ショップ】ご注文ありがとうございます 〇〇〇〇様 私、〇〇店、店長の△△と申します。 この度は数あるお店の中から弊店をお選びいただきまして 下記のご注文を承りましたので ■ご注文内容 ※在庫の状況や運送事情等によってはご希望に添えない場合がございます。 早速、商品発送の手配をいたしますので ご質問やご不明な点がございましたら この度はご注文いただきましてありがとうございました。 ==================== |
注文内容を箇条書きで明記する:受注した商品名・数量・納期などを記しておくと、購入者が注文に誤りがないか確認できるので親切です。文例に記載してあるように、別記として箇条書きにすると分かりやすいでしょう。