日々の業務のなかで上司からアドバイスや指摘をいただいたら、素直に感謝の気持ちを伝えると、助言した上司も嬉しい気持ちになります。
責任ある立場の忙しい上司へは、お礼メールを送って取り急ぎ心遣いへの感謝の気持ちを伝えるのがマナー。
ここでは、上司からアドバイスや助言をもらったときに送るお礼メールの書き方をお伝えします。相談や指摘してくれたときの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
上司のアドバイスへのお礼メールの書き方・マナー
まずは、上司からアドバイスをもらったときのお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
礼儀正しい文面を心がける
親しい間柄の上司にお礼メールを送るときでも、文面は礼儀正しく書くのが基本です。カジュアルになりすぎると、せっかく送っても感謝の気持ちが十分に伝わりません。ただし、定型的・儀礼的な文面にならないよう、自分の言葉で素直に書き記すことが大切です。
上司のアドバイスに対するアクションを添える
上司の立場上、部下への助言も仕事のうちですが、アドバイスをもらった側として、その後の進捗や結果を報告するのがマナーです。お礼の言葉と併せて、あなたの行動や成果がどう変わったのか、また、より仕事に邁進する様子や抱負、意気込みを書き添えることも忘れてはなりません。
メール本文の末尾では謝意を示す
感謝の気持ちを伝える言葉として代表的なフレーズは下記の4点です。
- 誠にありがとうございます。
- 本当にありがとうございました。
- 心より感謝申し上げます。
- 深く感謝申し上げます。
メール本文の末尾をこれらの言葉で締めくくると、より気持ちが伝わります。
上司のアドバイスへのお礼メールの文例集
つづいては、上司から仕事のアドバイスをもらったときのお礼メールの文例を紹介します。
上司の助言へのお礼メール(人間関係の相談)
件名:ご助言のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 昨日はお忙しい中、私のために貴重な時間を 本日、〇〇課長から頂いたアドバイスに従って 面談では、仕事の考え方に関してお互いが率直な意見を出し合うなか、 私自身、課長からお話を伺うまでは いつも的確なご助言をいただき、 これからも何かとご助言を仰ぐことがあるかと存じますが、 本当にありがとうございました。 ==================== |
上司のアドバイスへのお礼メール(相談への助言)
件名:ご助言のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 先ほどはお忙しい中、貴重なお時間を頂き、 〇〇課長のお心のこもった温かいお言葉を頂戴し、 早速、〇〇課長から頂いたご助言を実践すべく、 これからも何かとご助言を仰ぐことがあるかと存じますが、 本当にありがとうございました。 ==================== |
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上司のアドバイスへのお礼メール(取り組み方を指摘)
件名:ご助言のお礼 〇〇部長 お疲れ様です。営業部の△△です。 昨日は業務の進め方に関しまして、 部長から頂戴したご助言に従って取り組んだところ 今後は、与えられた仕事を取り組む前に これからもご指導ご鞭撻のほど、 簡単ではございますが、 本当にありがとうございました。 ==================== |
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上司のアドバイスへのお礼メール(仕事の指示を受けた)
件名:ご助言のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。総務部の△△です。 先ほどはお忙しいところ、 また、いつも的確にご指示をいただき、 早く仕事を覚え、〇〇課長から 今後も何かとご指導を仰ぐこともあるかと存じますが、 ありがとうございました。 ==================== |