企業にとって「キャンペーン」をはじめとした販売戦略は必要不可欠。お客様が魅力を感じるキャンペーンを実施することも大切ですが、その概要を伝える「キャンペーンの案内メールの書き方」も同じくらい重要です。
ここでは、取引先やお客様に送るキャンペーンの案内メールの書き方をお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
キャンペーンの案内メールの書き方・マナー
まずはキャンペーンの案内メールの書き方や心がけておくべきマナーについてお伝えします。※書面で送る人は「キャンペーン・セールの案内状の書き方」を参考にしてくださいね。
1.件名は簡潔かつ分かりやすいタイトルにする
件名は、一目見ただけでメール本文の用件を理解できるタイトルにするのが基本です。キャンペーンの案内メールを送るときは以下のような件名がおすすめです。
- 件名:お客様ご紹介キャンペーンのご案内
- 件名:【売り尽くし】キャンペーンのご案内
- 件名:【お知らせ】プレゼントキャンペーンのご案内
この件名を見れば、キャンペーンの案内メールだということがすぐに理解できるはずです。
2.メール本文冒頭は宛名を明記する
メール本文の冒頭は宛名を書くのがマナーです。宛名は案内メールを送る相手それぞれに送るのか、複数人に一斉送信するかによって書き方が変わります。以下を参考にしてください。
送信相手 | 書き方の例 |
一人 |
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複数人 |
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3.挨拶文の書き方
宛名を明記した後は、ビジネスメールの慣習に基づいて挨拶文を明記しましょう。社外の人に宛てる場合は「お世話になっております」「平素より大変お世話になっております」といった挨拶が基本です。
4.︎キャンペーンのお知らせを簡潔に明記する
挨拶文のあとは、キャンペーンのお知らせと主旨を明記しましょう。例文は以下の通りです。
- 会員の皆様に感謝の意を表しまして、会員様を対象とした半額キャンペーンを開催致します。人気メーカーの商品もキャンペーンの対象となっておりますので、この機をお見逃しなくお買い求め下さい。
- この度、決算前の冬の売り尽くしキャンペーンを開催することが決定致しました。大人気の〇〇をはじめとした大手ブランド商品も多数、キャンペーンの対象となっております。
5.キャンペーンの詳細は箇条書きにする
キャンペーンの案内メールで最も重要な部分は、キャンペーンを開催する日時や会場・対象商品についての情報です。記載漏れや書き間違いが無いよう十分注意し、顧客に知らせておくべき必要事項を記載しましょう。最低限明記すべき項目は以下の通りです。
- 開催日時:月日・曜日・時間
- 開催場所:店舗名や会場名を正式名称で書く
- 対象商品:キャンペーンの対象となる商品を明記
- 問い合わせ先:不明な点や質問があるときの連絡先を知らせておく
必要なポイントを絞り、箇条書きにすることでより情報が見やすくなります。
キャンペーンの案内メールの文例
つづいてはキャンペーンの案内メールの文例を紹介していきます。
件名:冬の売り尽くしキャンペーンのご案内 お客様各位 平素より大変お世話になっております。 さて、この度弊社では来たる〇月〇日より 詳細は下記の通りです。 ■冬の売り尽くしキャンペーンの詳細 社員一同、皆様のお越しを心よりお待ちしております。 ================== |
書くときのポイント:文例の流れは以下の通りです。
- 宛名
- 挨拶文
- キャンペーンの主旨・お知らせ
- 開催期間・会場情報等の詳細
- 結びの挨拶
キャンペーンの詳細については、消費者に誤解を与えることのないよう注意事項を漏れなく記載することが重要です。また、メール本文に全てのキャンペーン情報を無理に記載する必要はありません。添付資料も活用して分かりやすく知らせることが大切です。