セールの案内メールの文例

セールの開催が決まったら、お客様に案内メールを送りましょう。文面を書くときは、通知事項を漏れなく明記するのはもちろん、来店したいと思ってもらえるようなセールのお得なポイントを簡潔に明記するのが基本です。日頃の感謝の気持ちが伝わる、温かみのある文面にまとめてメールを送りましょう。

ここでは、セールの案内メールの書き方や文例をご紹介します。文例は、周年記念セール、年末感謝祭、リニューアルセールの３つをお伝えするので参考にしてくださいね。

セールの案内メールの書き方・マナー

まずはセールの案内メールの書き方や心がけておくべきマナーについてお伝えします。※書面で送る人は「キャンペーン・セールの案内状の書き方」を参考にしてくださいね。

１．件名の書き方

件名は、一目見ただけでメール本文の用件を理解できるタイトルにするのが基本です。セールの案内メールを送るときは以下のような件名がおすすめです。

• 件名：夏物クリアランスセールのご案内
• 件名：在庫一掃売り尽くしセールのご案内
• 件名：【お知らせ】期間限定セールのご案内
• 件名：【お買い得】セールのお知らせ

上記した件名であれば、メールを開封せずとも概ねの内容を理解することが出来ます。【】を記して相手の目を引く工夫も大切です。

２．メール本文冒頭は宛名を明記する

メール本文の冒頭は宛名を書くのがマナーです。宛名は案内メールを送る相手それぞれに送るのか、複数人に一斉送信するかによって書き方が変わります。以下を参考にしてください。

３．挨拶文の書き方

宛名を明記した後は、ビジネスメールの慣習に基づいて挨拶文を明記しましょう。社外の人に宛てる場合は以下の例文を参考にしてくださいね。

• いつも大変お世話になっております
• 平素は格別のお引き立てを賜り誠に有難うございます
• 平素は格別のご高配を賜り厚く御礼申し上げます

４．︎キャンペーンのお知らせを簡潔に明記する

挨拶文のあとは、セールのお知らせと主旨を明記しましょう。例文は以下の通りです。

• この度、いつもご愛顧頂いております会員の皆様を対象とした全品半額セールを開催致します。
• さて、この度弊店ではきたる〇月〇日より年末感謝祭を開催いたします。

５．アピールポイントを簡潔に伝える

セール開催のお知らせを書いたら、次は購入者や来場者へのメリットを伝えます。

• 有名ブランドの〇〇や人気商品〇〇もセールの対象となっております。
• 人気メーカー〇〇の商品や、今年話題となった〇〇も数多く揃えております。
• 人気アイテムの〇〇が、全品１５％ＯＦＦ！また、お買い上げ金額１，０００円以上の方にはお楽しみ抽選会のくじ引きをプレゼント！

上記のようなメッセージを添えて、セールに行きたくなるような書き方をしなければいけません。「是非来店してください」という言葉だけでは人の気持ちは動きません。消費者が食いつくポイントを事前に整理しておき、メール本文で伝えましょう。

６．セールの詳細は箇条書きにする

セールの案内メールで最も重要な部分は、セールを開催する日時や会場・対象商品についての情報です。記載漏れや書き間違いが無いよう十分注意し、顧客に知らせておくべき必要事項を記載しましょう。最低限明記すべき項目は以下の通りです。

• 開催日時：月日・曜日・時間
• 開催場所：店舗名や会場名を正式名称で書く
• 対象商品：セールの対象となる商品を明記

必要なポイントを絞り、箇条書きにすることでより情報が見やすくなります。

セールの案内メールの文例

つづいてはセールの案内メールの文例を紹介していきます。

セールの案内メールの文例（周年記念セール）

セールの案内メールの文例（年末感謝祭）

セールの案内メールの文例（リニューアルセール）

書くときのポイント：文例の流れ・構成は以下の通りです。

• 宛名
• 挨拶文
• セール開催の主旨・案内
• セールの目玉商品・アピールメッセージ
• セールの詳細情報
• 注意書き
• 結びの挨拶

冒頭で単刀直入にセール開催のお知らせを明記し、お客様が来店するメリットやセールスポイントを書き添え、顧客の気持ちを掻き立てることが大切です。セール期間や注意事項も漏れなく記しておくことも忘れてはなりません。