社員旅行の案内メールを送るときは、通知事項がたくさんあるので漏れがないよう何度もチェックしてから送信することが大切です。書き方に悩む幹事の方も少なくありませんが、構成に沿って書くだけで文面は上手くまとまります。
ここでは、社員旅行の案内メールの書き方やマナーについてお伝えします。職場で温泉旅行に行くときのお知らせメールの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
社員旅行の案内メールの書き方・マナー
まずは、社員旅行の案内メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
件名の書き方
件名は、メール本文に書かれている用件が一目で分かるタイトルにすることが基本です。社員旅行のお知らせメールの件名は以下を参考にしてください。
- 件名:社員旅行のお知らせ
- 件名:【重要】社員旅行のお知らせ
- 件名:【〇月〇日】社員旅行のお知らせ
上記の件名であれば、メールを開封せずとも本文に書かれている概ねの内容を理解することができます。【】を用いて相手の目を引く工夫も大切です。
参加を促す言葉は柔らかい印象を与えることを心がける
社員旅行の案内メールは、通常の仕事の関する伝達メールとは違い、社員の労をねぎらう言葉を添えて温かみのある文面にまとめることを心がけましょう。例文は下記のとおりです。
- 紅葉も見頃となりました今日この頃、ゆったりと温泉につかって日々の疲れを癒すとともに社員相互の親睦を深めたいと思います。
- 定番の観光地で、めいっぱいレジャーを楽しめるプランを考えましたので、是非ともご参加くださいませ。
- 秋の味覚を存分に満喫できる計画を立てましたので、日頃の疲れを癒す機会にしていただけると幸いです。
社員旅行の詳細は通知事項に漏れがないかチェックしよう
社員旅行の詳細情報は漏れなく明記しましょう。最低限、知らせておくべき項目と、書くときの注意点は下記のとおりです。
- 日程:日時・曜日を明記
- 宿泊場所:宿泊場所の正式名称を書く、HPがあればURLも記載
- 住所:旅館やホテルの住所を県名から記す
- 費用:旅費の合計金額と集金方法を明記する
- 集合場所・時間:出発の起点となる場所を明記
上記項目を書くときは箇条書きで記しましょう。注意事項があるときは備考欄を設けて通知します。
社員旅行の案内メールの文例集
つづいては、社員旅行の案内メールの文例をご紹介します。
社員旅行の案内メールの文例(参加・不参加の確認)
件名:【参加のご確認】社員旅行のお知らせ 社員各位 日々の業務お疲れ様です。総務部の〇〇です。 さて、毎年恒例となりました、 紅葉も見頃となりました今日この頃、 皆様、どうぞふるってご参加くださいますよう ■社員旅行の詳細 恐れ入りますが、参加のお返事は各課で取りまとめて なお、ご不明な点やご質問などありましたら 上記につきまして、何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
社員旅行の案内メールの文例(温泉)
件名:社員旅行のお知らせ 社員各位 日々の業務お疲れ様です。総務部の〇〇です。 社員旅行の日程が下記のとおり決まりましたので ■社員旅行の詳細 なお、ご不明な点やご質問などありましたら 上記につきまして、何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
書くときのポイント:文例の流れ・構成は下記のとおりです。
- 宛名
- 挨拶文
- 呼びかけ・社員旅行への参加を促す言葉
- 社員旅行の詳細
- 社員旅行の参加確認
- 問い合わせ先の通知
- 結びの挨拶
案内メールの冒頭で明記する、呼びかけや参加を促す言葉は、堅苦しい表現は避け、親しみやすい文面にします。また、社員旅行の詳細は、別記・箇条書きにした情報に間違いや記入漏れがないよう、よくチェックしてから送信することを心がけましょう。