学生時代と違って、同窓会やクラス会に参加したあとは、出席してくれた同級生や恩師に対して、お礼メールを送っておくと、今後の付き合いが深まります。
ここでは、同窓会参加後に送るお礼メールの文例集をご紹介します。お礼メールのマナーや基本的な書き方についてもお伝えするので、文面を考えるときの参考にしてくださいね。
目次
同窓会・クラス会のお礼メールの書き方・マナー
まずは、同窓会やクラス会に参加して頂いた相手に対して、お礼メールを送るときに心がけておきたいマナーや、基本的な書き方のコツについてお伝えします。
恩師と同級生ではメール文面の内容を変える
学生時代、友達のように仲良く接して頂いた恩師や先生がいたとしても、それは先方の厚意。今では、相手もあなたのことをひとりの立派な大人として見ています。お礼メールでは、敬語をしっかり使い分け、礼儀正しい文面に書き記すのが大人のマナーと心得ておきましょう。
一方で、同級生にお礼メールを送る場合は、普段の会話と変わらない言葉で書き添えます。親しい間柄なのに、ビジネスメールで用いるような、かしこまった表現だと、相手によそよそしい印象を与えてしまいます。昔に戻った気持ちでメールの文面を作成することを心がけましょう。
同窓会の楽しかった感想を述べる
同窓会に参加してくれたお礼を伝えるだけだと、味気のない文面になってしまいます。メールを作成するときは、冒頭で同窓会参加のお礼を述べ、そのあとに、参加した感想を述べるようにしましょう。どんな内容にまとめたらいいのか、分からない方は、同窓会の様子を思い返して、次のフレーズを参考にしてくださいね。
参加者について触れるときは「皆の元気そうな顔を見れて良かった」「学生時代と変わらない」「誰か分からないくらい雰囲気が変わっていた」などと伝えます。同窓会の感想では「〇年ぶりの集合写真は大切な宝物です」、思い出話では「クラブ活動の楽しかった話」「放課後に友人と遊んだ話」など、同窓会の場で出た話がないか、思い返して文面を作成しましょう。
同窓会・クラス会のお礼メールの文例集
つづいては、同窓会やクラス会に参加して頂いたときに送るお礼メールの文例をご紹介します。恩師や同級生に送るときのポイントもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。
恩師・先生に送るお礼メール文例
件名:同窓会へのご参加頂いたお礼 ◯◯ ◯◯ 様 お世話になっております。 この度はお忙しい中、 ◯年ぶりにお目にかかることができまして、 同窓会での集合写真が出来上がりましたので、 どうぞ、いつまでも元気なお姿でいてください。 取り急ぎ、同窓会ご出席のお礼を申し上げます。 ◯◯ ◯◯(氏名) |
恩師には丁寧な文面で感謝の意を述べる:お礼メールでは、お世話になった先生が同窓会に出席してくれたことに対して、感謝の気持ちを丁寧に伝えるのが基本。また、同窓会に恩師を招待する場合、参加費用を頂戴しないのが一般的ですが、恩師の心遣いでご祝儀や寸志を頂いたときは「この度は過分なご芳志を頂き、恐縮に存じます」などとお礼の一文を添え、礼儀正しく文章をまとめましょう。
同級生に送るお礼メール文例
件名:同窓会参加のお礼 お疲れ様。 先日は忙しい中、同窓会に出席してくれてありがとう。 久しぶりに◯◯君の元気な姿を見ることができて 特に、中学〇年の頃の部活動の思い出話では、 また皆で集まる機会を作って、 今回は本当にありがとう。 ◯◯ ◯◯(氏名) |
同級生には普段の話し言葉をベースにしてお礼を伝える:親しい間柄の同級生に対して、過度にかしこまった表現を用いるのは不自然です。きっと相手も違和感を覚えるはず。普段、会話するときと変わらない言葉で、率直にお礼の気持ちを伝えましょう。
同窓会の幹事に送るお礼メール文例
件名:同窓会のお礼 お疲れ様。 先日の同窓会では、忙しいなか、 ◯◯君が同窓会を開催してくれたおかげで、 久しぶりに皆の元気そうな顔を見ることができて、 また、サプライズで◯◯先生を招待してくれたり、 またいつか皆で集まる場を設けるときは 今回は本当にありがとう。 ◯◯ ◯◯(氏名) |
イベントや演出、サプライズの内容に触れる:同窓会やクラス会の主催者は、忙しい合間を縫って綿密な計画を立て、開催場所の確保や出欠確認など、多くの労力を費やしてくれたはず。皆に楽しんでもらえることを願って行動してくれた幹事の厚意に応えるためにも、お礼メールではイベントの内容についても具体的に触れ、感謝の気持ちを伝えましょう。