最終面接終了後、就職を志望する企業から内定・採用の通知を頂いたら、お礼メールを送って感謝の気持ちをしっかり伝えましょう。今後の抱負や決意も書き添えて、丁寧に文面をまとめることが大切です。
ここでは、就職先の企業から、内定通知や採用の連絡をいただいた後で送るお礼メールの文例をご紹介します。お礼メールの件名の書き方や、心がけておきたいマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。
内定のお礼メールの書き方
まずは、就活で内定を頂いたときのお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。4月から新社会人として、ビジネスマナーから仕事の進め方まで教わる立場であることを踏まえて、礼儀正しく対応しましょう。
お礼メールを送るタイミング
最終面接の合否の結果を伝える手段は、電話やメールなど、企業によって様々です。内定通知をもらったら、連絡を受けた当日中に、必ずお礼メールを送りましょう。ビジネスでは、相手に感謝の気持ちを伝える際、当日に出すのがマナーであり基本。わざわざお礼のメールを出すのが面倒だと思っても、すでに社会人としてスタートを切っている意識を持ち、誠実に対応することが大切です。
内定のお礼を伝えるとき、フォーマルなお礼状で出すべきか迷う就活生の方もいますが、そこまで手紙にこだわる必要はありません。形式よりも、感謝の気持ちを十分に伝えることが大事です。
お礼メールの件名はわかりやすいタイトルに
内定のお礼メールの件名は、簡潔にわかりやすく書くことが重要。採用担当者は、日々、大量のメールを受け取っています。件名を見て、読む読まないを判断している人も少なくないため、他のメールに埋もれてしまわないように、用件がわかるタイトルにすることを心がけましょう。
件名を書くときは、新卒採用なら「内定のお礼(大学名・学部名・氏名)」を、中途採用なら「内定のお礼(氏名)」を基本的なテンプレートとして活用してくださいね。件名の前半で用件を伝え、後半では送り主がわかるため、採用担当者もメールを開けてくれるでしょう。
内定のお礼メールの文例集
つづいては、内定のお礼メールの文例をご紹介します。志望する企業から念願の内定を獲得したときは、心を込めて感謝の気持ちを伝えましょう。文例の後に注意するポイントも記載してあるので確認しておきましょう。
新卒採用の内定のお礼メール文例
件名:内定のお礼(〇〇大学・〇〇学部・△△△△) 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 この度は、内定のご連絡をいただきまして まだ入社まで半年間の期間がありますが、 今後ともご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
メール本文の書き出しは宛名を省略せずに書く:本文の冒頭では、メールを送る相手の「会社名・部署名(課名)・氏名」を書きます。会社名の「株式会社」を「㈱」と省略して書いたり、課名をとばしたりせず、正式名称で書きましょう。文章を書き終えたら、メールアドレスから署名までもう一度見直し、誤字や脱字のまま送らないよう気をつけましょう。
中途採用の内定のお礼メール文例
件名:内定のお礼(△△△△) 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 この度は、内定をいただきまして、誠にありがとうございます。 採用していただいたご恩をお返しするためにも 今後ともご指導の程、何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
中途社員を採用する企業の意図を踏まえて文面をまとめる:多くの場合、中途採用には即戦力が求められます。入社までの期間も気を抜かず、自己研鑽する前向きな姿勢を伝えると印象が良くなります。また、中途採用の場合、自社のカラーに内定者が合うか、心配する人事部の方は少なくありません。お礼メールには、自身に足りない部分は伸ばす努力をすることを誓う一文を添えたり、仕事への熱意を述べておくことも大切です。