プロジェクトの協力をしてもらったら、相手の厚意に対して感謝の意を表すのが礼儀です。お礼メールを送って気持ちを伝えましょう。ただし、大げさな表現やくどい言い回しは、かえって空々しくなったり、お世辞と捉えられたりするので注意しなくてはなりません。
ここでは、プロジェクト協力のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。社内・上司・取引先などの社外に送る場合の文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
プロジェクト協力のお礼メールの書き方・マナー
まずは、プロジェクト協力のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。
社外の人にはお礼状が基本
親しい間柄の仕事先や職場の人にはメールを用いても構いませんが、ビジネスメールは略式です。相手によっては失礼な印象を与えてしまう場合もあります。目上の人には葉書や書状を用いるのが基本です。
件名の書き方
件名は、一目見ただけでメール本文の用件を理解できる、分かりやすいタイトルにするのが基本です。プロジェクト協力のお礼メールを送るときは以下の件名がおすすめです。
- 件名:開発プロジェクトご協力へのお礼
- 件名:業務改善プロジェクトご協力のお礼
自分の言葉で素直に感謝を述べる
定型文だけの形式的・儀礼的なお礼メールを送ったり、相手との関係性に合わない堅苦しい表現を用いたりすると、あなたの気持ちがストレートに伝わりません。礼儀正しく書くのは基本ですが、プロジェクトでお世話になった出来事やエピソードを添えて、あなたの言葉で伝えることが大切です。
プロジェクト協力のお礼メールの文例集
つづいては、プロジェクト協力のお礼メールの文例を紹介します。社内・上司・取引先に宛てる場合の3つの例文をお伝えするので参考にしてくださいね。
プロジェクト協力のお礼メールの文例(社内)
件名:プロジェクトご協力のお礼 企画部の皆様 お疲れ様です。企画部の〇〇です。 この度は〇〇プロジェクトの取り組みに際して おかげ様でプロジェクトは無事、 私が未熟なために、皆様には無理なお願いばかりで また、今後ともご指導ご鞭撻を仰ぐ機会もあるかと存じますが、 取り急ぎ、プロジェクト完了の報告とお礼を申し上げます。 ================== |
プロジェクト協力のお礼メールの文例(上司)
件名:プロジェクトにご協力頂いたお礼 〇〇課長 お疲れ様です。営業部の△△です。 この度はプロジェクトの進行に際し、 〇〇課長のお力添えなしには、 数々の有益なご提言を頂きましたこと、心より感謝申し上げます。 今後も何かとお世話をかけると存じますが、 ================== |
プロジェクト協力のお礼メールの文例(取引先)
件名:プロジェクトご協力へのお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 この度は弊社〇〇プロジェクトに多大なるご協力を頂き、 おかげ様でプロジェクトは無事、 ご支援いただいた〇〇様のご期待に添えるよう 本来ならば書状にてお礼申し上げるべきところですが、 本当にありがとうございました。 ================== |
書くときのポイント:文例の流れ・構成は下記のとおりです。
- 宛名
- 挨拶文
- プロジェクト協力のお礼
- 結びの挨拶
お礼メールは、先方から受けた恩恵に対して感謝の意を伝えるためのもの。定型文だけでまとめた文面では相手に気持ちが伝わりません。礼儀正しさに気を配りながら、自分の言葉で素直に感謝の意を表しましょう。