部下の不手際のお詫びメールの文例集

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部下の不手際のお詫びメールの文例集

できるなら仕事は滞りなく進めたいもの。しかし、部下の仕事のミスや失敗については、関与していたとしても予期してないタイミングで起こってしまうものです。

自分が引き起こした直接的なミスでなくとも、部下の失敗は上司の責任です。お客様に不快な思いをさせてしまったり、ミスが原因でトラブルやクレームになるなど、部下に不手際があった場合はお詫びするのが常識です。また、部下の代わりに謝罪するかどうかは、上司の器量を問われる場でもあります。今回は、部下の不手際があった際のお詫びメールの文例についてご紹介します。書き方や心がけておきたいマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。

部下の不手際のお詫びメールの書き方・マナー

まずは、部下に不手際があったときのお詫びメールを作成するとき、押さえておくべきポイントをお伝えします。

監督責任のある立場として誠意を込めてお詫びする

「部下のミスは上司のミス」と腹を決めて、誠心誠意お詫びの言葉を伝えましょう。素直にお詫びをすることで相手も納得してくれる可能性が高くなります。また、不手際を犯した本人ではなく、その直属の上司が謝罪をすることにより、誠意が伝わるとともに、問題を真摯に受け止めていることが伝わります。

部下への指導を徹底することを誓う

定番ともいえるセリフですが、「担当の○○には厳しく言い聞かせましたので…」というフレーズがあります。これは、上司も今回の対応は部下が悪いと考えて厳しく叱ったということをあらわします。非を認めて社員教育を徹底することを伝えると、先方の理解を求めやすくなります。

事の次第を自身の上司にも報告する

「俺がやったわけでもないのにどうして…」部下の尻拭いをしなければいけなくなったとき、そう思う上司の方も多いでしょう。上司の仕事は、部下の業務の状況を管理するだけではありません。部下の失敗に対して責任を取ったり、フォローをいれるのも大切な上司の仕事なのです。

部下の不手際を謝罪するのは当然のことですが、あなたのクレーム処理の対応が、社内評価を上げたり、部下の信頼を得たりすることにもつながります。お詫びメールをお客様に送るのはもちろんのこと、あなたの直属の上司に対しても、きちんと報告を入れることが求められます。

不手際があった際のお詫びに使えるフレーズ

部下の不手際があった際のお詫びのメールには以下のフレーズを効率的に使いましょう。

  • 私どもの監督不行き届きにより〇〇様にご迷惑をおかけしてしまい、なんとお詫びを申し上げたらよいのかわかりません。
  • 担当のものには厳しく言い聞かせましたので、何卒ご容赦くださいませ。
  • 非礼の数々、誠に申し訳ありません。
  • 誠にお恥ずかしい限りです。
  • 上司である私の不徳の致ところです。

フレーズを用いたお詫びメールについては、次の文例でご紹介します。

部下の不手際のお詫びメールの文例

つづいては、部下の不手際があったとき、お客様に送るお詫びメールの文例をご紹介します。

部下の不手際のお詫びメールの文例(1)

件名:弊社社員の不手際へのお詫び

株式会社〇〇〇〇

営業部 課長 〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
株式会社△△営業部の△△でございます。

昨日は弊社の▢▢が〇〇様に対して、
大変失礼な態度をとったとのこと、
心よりお詫び申し上げます。

確認を致しましたところ、
誠にこちらの不徳の致すところであり、
上司としての責任を痛感しております。

▢▢には私から厳しく指導致しました。
本人も、今後二度とこのようなことを繰り返さないと
深く反省しております。

このような不手際のないよう、
より一層徹底した社員教育を図っていく所存です。

後日、改めてお詫びに伺いたいと存じますが、
取り急ぎお詫びを申し上げます。

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署名
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部下の不手際のお詫びメールの文例(2)

件名:弊社社員の不手際へのお詫び

株式会社〇〇〇〇

営業部 課長 〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
株式会社△△、マーケティング部の△△でございます。

先ほど、電話にてご連絡を差し上げましたが、
お留守のようでしたので、メールにて失礼いたします。

先日は弊社の▢▢に、大変失礼な言動があったとのこと、
誠に申し訳ございません。

すべて、私どもの監督不行き届きであり、
お詫びの言葉もございません。

担当の者には厳しく言い聞かせましたので、
何卒ご容赦の程、お願い申し上げます。

今後はこのような不手際のないよう、
社員のマナー向上に努めていきたいと思います。

取り急ぎお詫びを申し上げます。

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署名
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丁寧な対応があなた自身の評価をあげることにつながる:部下の不手際は管理不行き届きが原因であり、先方に対するお詫びだけではなく社内でも始末書が必要となってきます。立場上、あなたの上司、部下、そして、部下が不手際を犯してしまった相手と3方を相手にすることになります。もちろん、直接、お詫びが必要なのは、部下が不手際を犯してしまった相手方になりますが、こうした際の対応により、あなた自身の真価が問われることになります。冷静かつ丁寧な対応を心がけましょう。

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