相手方の名前の漢字や社名を誤って送信してしまった…。うっかりミスですが、名前間違いはビジネスにおいて絶対にやってはいけないタブーのひとつ。相手を不快な気持ちにさせてしまいます。
万が一、社名や名前を誤って送ってしまった時は丁寧に謝罪しましょう。お詫びメールを送るときは、自身に非があることを謝罪するとともに、誠意が伝わる言い回しや言葉遣いを心がけてお詫びメールを送りましょう。
ここでは、宛先の名前を間違えて送ってしまったときのお詫びメールの文例をご紹介します。謝罪メールの書き方や注意すべき点についても解説するので参考にしてくださいね。
名前間違いのお詫びメールの書き方・マナー
メールの宛先や会社名・部署等の書き間違いは、言い訳できない初歩的なミス。取引の長い会社の社名や担当者名を間違って送ってしまうと、きっとメールを受け取った相手は「今更?」と呆れるでしょう。謝罪のメールは慎重かつ丁寧に作成するべきです。
間違いに気づいた時点で直ぐに謝罪する
名前を間違って記したメールを送ってしまったときは、間違いに気づいた時点ですぐお詫びのメールを送信するように心掛けましょう。名前を間違えて送ってしまった際のお詫びはスピードが命です。
名前の間違いは必ず気付きます。見逃すことはありません。また、以後のメールのやり取りを何事もなかったかのように進めたり、次に送るメールで修正したりといった小手先の誤魔化しをするのはマナー違反。誠実さがビジネスの基本と心得て、失礼な対応をしないよう注意しましょう。
お詫びメールの件名は分かりやすく
名前を間違って記載したメールを送ってしまった時、お詫びメールの件名は「誤記のお詫び」「お名前誤記載のお詫び」などと、用件を示唆するタイトルをつけましょう。
名前間違いの理由を書くとき
メール本文で間違いについての説明や、ミスに至った経緯があれば簡潔に伝えます。言い訳を長々と述べてはいけません。せいぜい「急いで作ってしまった」「タイピングのミス」「誤変換」などが良いところ。名前間違いの理由を説明するのは最小限に留め、反省の意をしっかり伝えるのがコツです。
謝罪の言葉の書き方
相手の方の名前を間違えて送ることは非常に失礼なことです。また取引先の社名を間違えるなど言語道断。うっかりミスが原因でメールの送り先に無礼な対応を取ってしまった訳ですから、言葉を選び丁寧に謝罪しなければいけません。
一例を示すと「先程お送りしたメールですが、〇〇様のお名前の記載に誤りがございました。不快な内容をお送りしましたこと、お詫び申し上げます」となります。冒頭では名前間違いがあったことを報告し、その件に関して謝罪するという流れが良いでしょう。
名前間違いのお詫びメールの文例
つづいては、名前間違いのお詫びメールの文例を紹介していきます。名前を間違えて相手にメールを送ってしまった時、下記を参考にお詫びメールを作成しましょう。
件名:誤記のお詫び 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 先程、送信致しましたメールにつきまして、 急いで作成したことにより、私の注意不足で 今後このようなミスが無いよう努めて参る所存です。 取り急ぎ、誤記のお詫びを申し上げます。 ==================== |
書き方のポイント:名前を間違ってしまったことを重大なミスと捉え、誠心誠意謝罪する気持ちを書き添えます。そして、今後同じミスを繰り返さないよう注意する旨を記載することも忘れずに。
◎間違えたのは名前だけ?名前間違いをした人が良く読むお詫びメールの記事10選
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また、お詫びメールを送る際、ミスを犯した理由を長々と記載するのは避けましょう。おそらく名前を間違えた事について、本人としては言い訳したい理由があるかもしれませんが、謝罪文よりも理由をアピールしてしまうと、余計に相手を不快な気持ちにさせてしまいます。お詫びメールで伝えなければいけないことはあくまで謝罪の言葉。今後メールを送る際には名前の間違いが無いよう数回繰り返し確認し、注意してメールを送信するよう心掛けましょう。