職場の同僚や、社外の取引先に協力してもらったときは、感謝の気持ちを込めて、お礼メールを送るのがマナーです。礼儀正しさに気を配りながらも、自分の言葉で素直に感謝の意を表しましょう。
ここでは、協力してもらったときのお礼メールの文例集をご紹介します。お礼メールの書き方や、心がけておきたいマナーについてもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。
目次
協力のお礼メールの書き方・マナー
まずは、協力してもらったときのお礼メールの基本的な書き方や、マナーについてもお伝えします。
お礼メールは24時間以内に送る
手紙やはがきでお礼状を送る場合と違い、メールは送信後、すぐに相手に届くメリットがあります。お礼メールはスピードが命。協力してもらったときは、すぐにメールを作成して感謝の気持ちを伝えましょう。ただし、親しい間柄の方ならお礼メールだけで構いませんが、メールはあくまでも略式であることを理解しておかなければなりません。目上の人や社外の人に宛てる場合、それに先方の協力で大きな成果を得られた場合などは、お礼メールを送ったあとで、フォーマルなお礼状を送るのが礼儀であり、相手にも好印象です。
成果を報告する
お礼メールの文面は、決まり文句ばかりを並べた定型的な文章にならないよう気をつけましょう。味気のない文章では感謝の気持ちが相手に上手く伝わりません。特に、協力のお礼を述べる場合は、相手の心遣いによって、どのような成果を上げることができたのかを具体的に報告することが大切。相手はきっと役に立てたことを嬉しく思うでしょう。「〇〇様のお陰で、無事業務が完了致しました」「おかげさまで、貴重な情報を収集することができました」など、簡潔に一文を添える程度でよいので、お礼の気持ちとセットで伝えましょう。
協力のお礼メールの文例集
つづいては、協力のお礼メールの文例集をご紹介します。文例のあとに、お礼メールを作成するときのポイントについても記載しているので、目を通しておいてくださいね。
協力のお礼メールの文例(知人を紹介してくれたとき)
件名:ご協力のお礼 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 先日、ご紹介いただいた〇〇様にご連絡をしたところ、 今回の件ではお心遣いをいただき、 〇〇様にご協力頂いたおかげで、 メールにて恐れ入りますが、 ==================== |
なお、上司や同僚など社内の人に仕事を手伝ってもらったときは『仕事を手伝ってもらったときのお礼メールの文例集』をご覧ください。
感謝の気持ちが伝わる文章にまとめる:「お心遣い」「お気遣い」「ご配慮」は、相手にお礼を伝えるときに用いたいフレーズです。また、文面には、手助けをしてもらったことへの感謝の言葉とともに、結果や成果についても触れておき、お世話になった方々と、得ることができた成果を分かち合うことも大切です。
協力のお礼メールの文例(アンケートに協力してくれたとき)
件名:アンケート調査ご協力のお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 この度は、〇〇に関するアンケート調査に お陰様で、〇〇人の方からご回答を頂き、 また、ご多用中にもかかわらず アンケート調査の内容は分析し、 なお、今回いただきました個人情報につきましては 今後もお気軽にご意見・ご要望をお聞かせいただければ幸甚です。 ==================== |
誠実な文面にまとめる:アンケートのように個人情報を取り扱う場合は、お礼メールの文面に、使用目的や情報管理についても簡潔に明示します。誠意ある対応を見せることにより、相手に安心感を与え、次回以降の協力にも快く対応してもらうことが可能になります。
協力のお礼メールの文例(仕事を手伝ってもらったとき)
件名:資料作成のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 本日はお忙しいところ、 おかげ様で、素晴らしい提案書を 提案書作成に際して課長よりいただいた助言を活かして、 本当にありがとうございました。 ==================== |
◎協力してもらったときに送る、その他のお礼メールの文例
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