卒業論文を作成させるために、企業などの関係者に協力してもらったら、お礼メールを送って謝意を伝えましょう。
メールを書くときは、ビジネスメールのルールに則って書くことを心掛け、礼儀正しくも堅苦しくない、柔らかい印象を与えることが大切です。
ここでは、卒業論文の作成に協力してくれた方に送る、お礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
卒業論文のお礼メールの書き方・マナー
まずは、卒業論文のお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
形式に従って礼儀正しく書く
ビジネスメールは形式に則って書き記すのがマナーです。協力者の社名や部署名・氏名を省略せず正式名称で書くことからはじまり、挨拶文を述べ、研究・調査に対する感謝の言葉を述べましょう。友人とのメールのやり取りのような自由形式ではないため注意が必要です。
自分の言葉で感謝を述べる
卒業論文を完成させるための取材や実験・資料請求・質問に関して、相手はあなたに協力する義務はありません。全て、相手の厚意によるものです。
仕事で忙しい中、貴重な時間を割いて協力してくれた方々に対し、感謝の言葉を伝えるのは当然ですが、定型的・儀礼的な文章でまとめたお礼メールを受け取っても、相手の心には響きません。一文でもいいので、あなたが心から伝えたい感謝の言葉を素直に表現した文章を盛り込み、温かみのある文章を送りましょう。
卒業論文に協力してくれた方に送るお礼メールの文例集
つづいては、卒業論文の作成に協力してくれた方に送るお礼メールの文例を紹介します。
卒業論文のお礼メールの文例(メールでの協力)
件名:調査研究へのご協力のお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 この度は急なご依頼にもかかわらず ご質問に対してわざわざ参考資料を添付頂いたり、 お教えいただいた有益な情報を活用させていただき、 〇〇様に親切にご対応いただいたことは お仕事は大変かと存じますが、 ==================== |
卒業論文のお礼メールの文例(取材・実験の協力)
件名:調査研究ご協力のお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 この度はお忙しい中、 〇〇様への取材を通じてお教えいただいた情報を生かし、 これも一重に〇〇様のご尽力とご協力のおかげと、 いずれまたお目にかかり、お礼を申し上げる所存ですが、 お仕事は大変かと存じますが、 ==================== |
書くときのポイント:文例の流れ・構成は下記のとおりです。
- 宛名
- 挨拶文(名乗る)
- 卒業論文協力のお礼
- 卒業論文の完成報告(活用の報告)
- 改めて感謝の言葉を述べる
- 結びの挨拶
協力してくれた出来事を思い出し、親切にしてもらったときの対応を具体的に挙げ、文面に書き記しましょう。定型的な文面だけのお礼メールにならないよう、自分の言葉で素直に謝意を述べ、相手の厚意に応えることが大切です。