社内で協力をお願いするときの依頼メールの書き方・文例集

上司や同僚に協力をメールで依頼するときは書き方に注意しなければ、相手に失礼な印象を与えてしまいます。かといって曖昧な表現や言い回しを間違えると、あなたの用件が正しく伝わりません。相手の時間を割いてしまう場合は気が引けるのもわかりますが、依頼メールではお願いしたい内容をはっきりと伝えることが基本です。

ここでは、社内で協力をお願いするときの依頼メールの文例をご紹介します。書き方やマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。

社内で協力をお願いするときの依頼メールの書き方・マナー

１．お願いメールを書くときの構成を理解しよう

社内で協力をお願いするときの本文の構成は以下の順序になります。

1. 書き出しの挨拶：会社にもよるが、急ぎでない場合はあった方がよい
2. 用件：「〇〇に関してご意見お願いします」など
3. 用件の具体的な依頼内容
4. 回答をお願いする言葉
5. 結びのあいさつ

上記の順番に書くことを意識すれば、相手にお願いした内容の趣旨が伝わります。

２．冒頭に相談内容の結論を述べる

社内メールとはいえ、依頼事は伝えにくいもの。しかし、ビジネスメールは、どんな内容であったとしても、簡潔に分かりやすく書くのが基本です。メール本文では、まずは用件を伝えましょう。「○○に関するご意見を伺いたいと思い、メールを差し上げました」などと書き、そのあとで詳細を明記する流れで書きましょう。

３．末尾では気遣いのある一文を明記する

ビジネスメール初心者の方のなかには、相手に負担をかけてしまうことについて申し訳ない気持ちを持ち、メールの本文中に何度も「申し訳ございませんが」「お手数をおかけしますが」などと明記してしまう人がいます。

しかしメールを見た人からすれば、用件の途中にそのような言い回しが何度もあることで読みにくくなってしまいます。気持ちを伝えるのは末尾の一文で構いません。「お忙しい中、大変恐縮ではございますが、ご協力いただきますよう何卒宜しくお願い申し上げます」などの丁寧な言葉で結ぶと相手に気持ちが十分伝わります。

社内で協力をお願いするときの依頼メールの文例集

１．協力をお願いするときの依頼メールの文例

２．協力をお願いするときの依頼メールの文例

３．協力をお願いするときの依頼メールの文例

相談したいことは簡潔にまとめる：協力してもらうということは、相談相手に時間を割いてもらうことになってしまいます。内容はわかりやすく簡潔にまとめ、末尾では相手に配慮する一文を明記しておきましょう。また、簡単な内容であれば本文でまとめてもかまいませんが、長文になりそうなときや詳しいデータについても書き記す場合は、別途PDFなどにまとめ添付ファイルとして送信するようにしましょう。