提案書の確認を上司にお願いするメールの文例

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提案書の確認を上司にお願いするメールの文例

提案書は、お客様に商品・サービスの説明を分かりやすく行うための大切な資料。プレゼンはもちろん、提案資料のでき具合が取引先との契約の有無を大きく左右することから、提案前には上司や先輩に内容を確認してもらうことを忘れてはなりません。

提案書の訂正箇所や修正内容がないかチェックしてもらい、提案書類をより完璧なものへとブラッシュアップする必要があります。しかし、上司も仕事をたくさん抱えている立場。回りくどい言い回しを用いたりせず、ストレートかつ失礼のないお願いメールを送らなければなりません。

ここでは提案書確認のお願いメールの文例をご紹介します。依頼メールの書き方やマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。

提案書確認のお願いメールの書き方・マナー

提案書の確認を依頼するのは同じ社内の人間とはいえ、上司・部下の関係があることから礼儀正しい文章を心がけてメールを作成する必要があります。その他、提案書確認のお願いメールを書くときのポイントは以下の3点です。

  • 件名は分かりやすく簡潔に
  • 重点的に確認してほしい項目を伝える
  • 期日を忘れず明記する

この3つのポイントに注意して作成しましょう。それぞれを具体的に以下に解説します。

件名は分かりやすく簡潔に

ビジネスメールの件名は、メールの用件を伝える大切な役割を担っています。従って、件名は分かりやすくシンプルなものが良いでしょう。今回上司に依頼すべき内容は「提案書の確認」のため、件名は以下のタイトルがおすすめです。

  • 提案書確認のご依頼
  • 提案書のチェックをお願いします

これらのタイトルであれば、メールの目的を一目見ただけで理解することができるでしょう。概要を件名で表し、詳細は本文に記載する。これはビジネスメールの鉄則です。

重点的に確認してほしい項目を伝えておこう

今回上司にチェックしてもらうのは提案書の原案(素案)。提案書をどの取引先へ提出するのかはもちろん、プレゼン時のカギとなるポイントについても伝えておき、アドバイスしやすいように共有するのも大切です。

  • 提案書のデータ添付
  • 提案先の企業名
  • 重点項目

この3つのポイントを欠かさず記載し、メールを作成しましょう。

期限を忘れず明記する

上司は仕事をたくさん抱えています。いつまでにチェックしてほしいか伝えておかないと、上司は他の仕事を優先して取り組みます。必ずお願いメールには確認してほしい期日を明記しておきましょう。

依頼しておきながら期限まで伝えるのは気がひけるかもしれませんが、伝え方にさえ気を付けていれば心配いりません。期日を明記したあとは「大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げます」などと丁寧な文章を書き添えておきましょう。

提案書確認のお願いメールの文例

つづいては、提案書確認のお願いメールの文例をご紹介します。提案書類に限らず、社内において上司や同僚に依頼するときに応用できるので是非参考にしてくださいね。

件名:提案書確認のご依頼

〇〇課長

お疲れさまです。
営業部の〇〇です。

〇月〇日に株式会社〇〇様へご提案する際の
企画書が完成しましたのでお送り致します。

つきましては、本メールの添付ファイルを
ご確認お願い申し上げます。

先方へのご提案では他社導入実績の説明が決め手となりますので、
その箇所の記載事項のご確認およびデザイン・配色等のチェックを
重点的にお願い申し上げます。

訂正・補足部分がございましたらご教示頂けましたら幸いです。

また、〇月〇日に社内の最終打ち合わせがございますので
〇月〇日〇時までにご確認を頂きますようお願い致します。

お忙しい中大変恐縮ですが、何卒宜しくお願い申し上げします。

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署名
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書くときのポイント:今回送るお願いメールは、社内の上司宛に送る場面を想定した文例です。社内の人間に送るメールの場合、顧客や取引先に送るような言葉遣いではなく、「〜願います」や「〜ください」等の言葉遣いでも特に問題ありません。(もちろん、丁寧語は必須です)

しかし、送り先が役員や社長クラスの場合には、上記の文例のように、丁寧な言葉遣いを心掛けましょう。依頼の内容は提案書類の内容チェックですので、その旨が伝わる内容であれば概ねOKです。上記でも述べましたが、提案書類の提出先、提出期限は必ず記載し、訂正点や不足部分が無いかどうか、ポイントを絞ってチェックしてもらいましょう。

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