取引先の紹介を依頼するメールの文例

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取引先紹介の依頼メールの文例

自社の取引先に、他の企業を取引先として紹介してほしいという依頼をするとき、どのような伝え方をするとよいのでしょうか。取引先を紹介してもらうためには、相手に不快な思いをさせないよう丁寧に書き、快く紹介してもらえるような依頼メールを送ることが大切です。

ここでは、取引先紹介の依頼メールの文例をご紹介します。取引先紹介の依頼メールの書き方についても説明していきますので、取引先に打診をする時の参考にしてくださいね。

取引先紹介の依頼メールの書き方・マナー

まずは取引先紹介の依頼メールの書き方・マナーや覚えておきたいポイントなどについて説明していきます。先方にスムーズに了承してもらえるように、取引先紹介を打診する時の参考にしてみてくださいね。

1.お願いする立場であることをわきまえ、配慮ある文章を心がける

取引先を紹介してもらうということは、紹介してもらう相手に少なからず負担をかける行為になります。早く紹介してほしいという気持ちは分かりますが、焦らずに相手の気持ちを思いやりつつ打診をすることが大切です。一方的なお願いになると、相手に失礼な印象を与えます。相手への配慮を持ちつつ打診することで、紹介までスムーズに事が運ぶ可能性が高くなります。

2.曖昧な表現を避け、極力簡潔に伝える

取引先紹介の依頼をする時は、紹介してもらう相手に配慮することは基本です。しかし、相手を気にするあまり、曖昧な表現のメールを送ってしまうと、返って打診内容がぼやけてしまうことがあります。何をお願いしたいのかを簡潔に伝えるようにし、末尾を「していただけないでしょうか」といった問いかけ調にすることで、相手に不快感を与えないように心がけましょう。

3.お願いメールの後には必ずフォローの電話を入れておく

取引先紹介の依頼をメールのみで終わらせてしまうと、紹介の意図が伝わりにくく、先方に不快な思いをさせてしまう可能性があります。そのため、どんなに丁寧なメールを送ったとしても、メールの後にはフォローの電話を入れておく事をおすすめします。お願いメールを送った相手としっかり会話を交わし、メールでは伝えきれなかったことなどを補足として伝えておけば、紹介までの円滑化にも繋がります。

取引先紹介の依頼メールの文例

それでは実際に、取引先紹介の依頼メールの具体的な文例をご紹介します。先方に快く取引先を紹介してもらうための例文になっていますので、是非参考にしてみてくださいね。

取引先紹介の打診メールの文例(紹介を受けてほしい場合)

件名:取引先ご紹介のご報告

株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

いつも大変お世話になっております。
株式会社△△の△△です。

さて、本日は弊社の取引先である株式会社□□□□様から
御社を紹介してほしいとのご依頼を受け、ご連絡致しました。

現在、株式会社□□□□様はコスト削減に力を入れており、
社内での取り組みを進めていますが、思うような結果に結びついておらず、
お困りの状況です。

そこでこの度、〇〇〇〇を導入することにより、
大幅な経費の削減を実現したいとのお考えに至りました。

つきましては、その分野に詳しい御社を
先方に紹介させて頂きたいと思っております。

詳細に関しては後ほど、電話でご連絡をさせて頂きたく存じます。
ご検討の上、ご返信頂けますと幸いです。

それでは、何卒宜しくお願い申し上げます。

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署名
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取引先紹介の依頼メールを送る場合は、紹介に至った経緯を正確に伝えるとともに、相手に状況が把握しやすいよう簡潔に書き記すのが基本です。また、打診をする時には、あくまでも先方にお伺いを立てながら、明確に希望を伝えることが大切です。

取引先紹介の打診メールの文例(紹介してほしい場合)

件名:取引先ご紹介のお願い

株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の△△です。

この度、弊社では〇〇市に新たな支店を
開設することとなりました。

つきましては誠に勝手なお願いではございますが、
〇〇様に〇〇市内のお取引先様をご紹介頂けますと大変ありがたく存じます。

近日中に、弊社○○支店の支店長である〇〇と共に
お伺いさせて頂こうと思っておりますが、ご都合はいかがでしょうか。

不躾なご依頼となり大変恐縮ではございますが、
まずは本メールをもってお願いを申し上げた次第でございます。

後ほど電話にてご連絡させて頂きますので
その際にお返事いただけますと幸いです。

何卒、宜しくお願い申し上げます。

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署名
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紹介先を依頼するメールは必ず丁寧に。また、紹介してもらう立場であることを忘れずに行なうこと。取引先を紹介してもらう行為自体、先方に負担がかかります。お願いしたいことはなるべく簡潔に伝えて、先方がメールを読む負担を減らせるように工夫することも、メールを作る上でとても大切です。文章を作成する時には紹介してもらう立場であることを忘れずに、丁寧に簡潔に文章を作ることを心がけましょう。

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