送別会で送り出した方からお礼メールが届いたら、新たな道を進む相手に対して、激励や祝福の言葉を添えて返信することが重要です。顔を合わせる機会は減ってしまっても、相手との関係を保つにはお礼への返信メールが肝心です。
ここでは、送別会のお礼メールへの返信マナーや文例についてご紹介します。メールを返すときのポイントや、文例の注意点についても解説するので、返信するときの参考にしてくださいね。
送別会のお礼メールへの返信マナー
まずは、送別会のお礼メールに返信するときに心がけておきたいマナーや、よくある疑問についてお伝えします。
そもそもお礼メールへの返信は必要か
送別会のお礼メールを頂いたら返信しましょう。返信は「わざわざお礼メールを送ってくれたことへのお礼」を伝えるため。お礼メールを送ってきた相手が、仕事でお世話になった上司や取引先であれば、送別会の場で伝え漏れをした感謝の気持ちを、改めて伝えると良いでしょう。部下や友人から送られてきたら、はなむけの言葉を贈ると喜ばれます。
お礼への返信メールを送るときの書き方
お礼への返信メールでは、礼儀正しく丁寧な文面にまとめることが基本です。また、書く順番は、本文の冒頭から「宛名→書き出しの挨拶→お礼メールへのお礼→送別会参加のお礼→激励の言葉→結びの挨拶→署名」です。激励の言葉を書くときは、簡潔に書くことを心がけましょう。長文を送ると、相手は返信を求められていると感じます。
メールのやりとりを終わらせる対処法
お礼メールに返信したはいいものの、メールを終わらせるタイミングを見失い、何度もメールのやりとりが続く場合があります。そうなると、次第に中身の薄い内容となり、返信するのがだんだん面倒になってくることも。そんなときは、返信メールの末尾に「メールへの返信はお気遣いなく」「お返事はどうか気になさらず」と書いておきましょう。相手の気を悪くせずに適度にメールを終わらせることができます。
また、メールは基本的に「目下からのメールで終わらせる」のがルール。上司と部下の関係であれば、部下の返信メールで終わらせる、取引先とのやりとりであれば、仕事を請け負う側のメールで終わらせます。あなたが目下、相手が目上の人の場合は、あなたの返信メールで終わらせることがマナーだと心得ておきましょう。
送別会のお礼メールに返信するときの文例
つづいては、送別会のお礼メールに返信するときの文例についてお伝えします。返信メールを作成するときのポイントも解説しているので、目を通しておいてくださいね。
件名:Re:送別会のお礼 株式会社〇〇〇〇 いつもお世話になっております。 この度は、ご丁寧なメールまでくださり恐れ入ります。 また、先日はお忙しい中、 ますます多忙となられることと存じますが、 今後とも宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
件名には「Re:」をつける:お礼メールに返信するときは、件名はそのままの状態で送ります。件名を書き換えたり、新規メールを立ち上げる必要はありません。ただし、別に伝えたい用件がある場合は、返信メールに盛り込まず、新規メールで送りましょう。