お土産のお礼メールへの返信マナー|文例つき

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お土産のお礼メールへの返信マナー|文例つき

お土産を渡した相手からお礼メールが届いたときは、相手の気持ちに応える文面を作成し、返信すると喜ばれます。しかし、実際のところ、お礼メールに返信する必要はあるのでしょうか。

ここでは、お土産のお礼メールに返信する際のマナーや文例についてご紹介します。お礼メールに返信すべきか迷った方は、是非参考にしてくださいね。

お土産のお礼メールへの返信マナー

お土産のお礼メールが届いたら、そもそも相手に返信する必要はあるのでしょうか。また、返信する場合はどのような文面にするのか、再返信がこないようにする対処法はあるのかなど、お礼メールの返信における基本的なマナーについてお伝えします。

お礼メールへの返信は必要か

基本的には、お土産のお礼メールに対して返信する必要はありません。律儀に返信したとしても「お土産のお礼メールに対するお礼メール」となり、中身が薄くなってしまいます。また、返信メールを受け取った相手が気を遣って、再度メールを送ってくると、何度もやり取りが発生してしまい、内容のないメールを何往復もしないといけない可能性もあります。お礼メールへの返信は、基本的に不要と心得ておきましょう。

ですが人によっては、非常に親しい間柄の人ならまだしも、お礼メールの相手が目上の人や、上司、取引先の担当者などの場合、返信せずに放置した状態だと躊躇してしまうこともあるでしょう。返信するか迷ったときは、相手との関係性や今後の付き合いを考慮するのもひとつです。返信しなくてもマナー違反になることはありませんが、礼儀正しい対応をすべき相手には返信するのも大切なことです。

再度返信が不要であることも伝えよう

お土産のお礼メールに返信すると、お互いメールを終わらせるタイミングを見失ってしまい、中身のないやり取りを繰り返す場合があります。ほかの用件も特段なく、自身の返信でメールを終わらせたいときは、メールの末尾に「メールへの返信はお気遣いなく」「お返事はどうか気になさらず」などと明記しておくと良いでしょう。

お土産のお礼メールに返信するときの文例

つづいては、お土産のお礼メールに返信するときの文例をご紹介します。注意すべきポイントもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。

件名:Re:お土産のお礼

株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

平素よりお世話になっております。

この度は、ご丁寧にご挨拶のメールをいただき、
〇〇様のお心遣いに感謝申し上げます。

また、お贈りいたしました〇〇〇〇を
お気に召して頂けたようで幸甚でございます。

今後とも何卒宜しくお願い申し上げます。

なお、こちらのメールへの返信は
お気遣いございませんようお願い申し上げます。

====================
署名
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件名はお礼メールに「Re:」をつけたまま送る:お礼メールに返信する場合は、メールの返信機能を使い、件名に「Re:」が残った状態で本文を作成します。新しいメールを立ち上げて送信すると、相手が日々大量のメールを受け取っている場合、返信を見落とす可能性があるため注意しましょう。

お礼メールの締めくくりは丁寧な結びの言葉を:お礼メールに返信すると、相手が気を遣って再度メールを送ってくる場合があります。文例に記載してあるように、末尾では相手への配慮を示す一文を添えておくと親切でしょう。

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