取引先から受注の話を頂いたら、感謝の気持ちをこめてお礼メールを送りましょう。
礼儀正しさに気を配りながらも、先方から受けた恩恵に対して自分の言葉で素直に感謝の意を表すことが大切です。
ここでは、受注のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。取引先から注文いただいたときの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
受注のお礼メールの書き方・マナー
まずは、受注のお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
受注のお礼メールは当日中に送るのがマナー
取引先から受注をいただいたら、次は注文の発送手配や、受注に関する社内手続きをおこなう企業が多いと思いますが、後工程の業務に追われて忙しくても、お客様に送る受注のお礼メールは後回しにならないよう気をつけましょう。
お礼メールを送るタイミングは基本、受注をいただいた当日中に送信するのが礼儀です。遅くても翌朝までとし、感謝の気持ちをできるだけ早めに伝えることが重要です。受注いただくまでは頻繁に連絡を取り合ったり、取引先に足繁く通ったりしたにもかかわらず、受注後、営業マンの連絡が途絶えると、取引先はあなたに対して不信感を持つはずです。今後の付き合いをより発展させるためにもお礼メールを送るまでを一区切りと考えましょう。
受注のお礼メールは謝意を伝えるのが本来の目的
定型的な文章だけのお礼メールを送っても、相手に謝意は伝わりません。文面に書き記す内容は同じでも、言葉の選び方ひとつで相手が受け取ったときの印象も大きく変わるので、文章にはあなたの素直な気持ちを書くことが重要です。形式的・機械的にお礼メールを送るのはむしろ逆効果になると心得ておきましょう。
受注のお礼メールの文例集
つづいては、受注のお礼メールの文例を紹介します。
受注のお礼メールの文例(1)
件名:ご注文のお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 このたびは、弊社製品「〇〇〇〇」のご注文をいただき、 早速手配し、十分に検品した上でご指定いただいた 本製品は今期よりデザインを一新し、利便性も向上しておりますので、 アフターケアにつきましても万全を尽くす所存でございますので 貴社のご期待に添えるよう、引き続き努めて参りますので メールにて恐縮ではございますが、 ==================== |
丁寧で温かみのある文面を心がける:文面の冒頭では取引先への感謝の意を述べ、注文品の品質の良さや商品の特長をあらためてPRします。そのあとは納品日を厳守する一文を明記し、最後にアフターフォローなど今後の対応にも誠意をもって取り組むことを書き添えましょう。自分の言葉で素直に謝意を表すことが大切です。
受注のお礼メールの文例(2)
件名:お取引のお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 このたびは、弊社の新製品「〇〇〇〇」をご注文いただき、 ご注文いただいた下記商品は、本日宅配便にて ◎ご注文内容 なお、商品についてご不明な点やご質問などございましたら、 今後とも魅力ある商品内容の充実に一層の努力を重ね、 引き続きご愛顧いただきますよう、何卒宜しくお願い申し上げます。 取り急ぎご注文のお礼を申し上げます。 ==================== |
受注内容は箇条書きで簡潔にまとめる:注文に間違いがないか、確認する目的でお礼メールに注文の概要を記載しておくと親切です。納期や数量など、必要事項を漏れなく明記しておきましょう。末尾では、今後の引き立てを願う一文の定番フレーズを添えて文面をまとめましょう。
なお、その他の文例も確認したい方は「契約のお礼メールの文例集」をご覧ください。