新郎・新婦にとって、結婚は、人生の節目となる大切な慶事のひとつ。ふたりの門出を祝うために参加してくれた方々には、感謝の気持ちをしっかり伝えるとともに、今後も変わらぬお付き合いを願う言葉を述べるのが基本です。
ここでは、結婚式の二次会に参加してくれた方々に送るお礼メールの文例集をご紹介します。お礼メールの基本マナーや書き方についてもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。
目次
二次会参加者へのお礼メールのマナー・書き方
二人の晴れ舞台を祝うために、足を運んでくれた学生時代の友人や職場の方々・恩師にお礼メールを送るときのマナーや注意点を3点お伝えします。どれも大切な項目なので、必ず目を通しておいてくださいね。
お礼メールは翌日に送る
結婚式や二次会に参加してくれた方々に、感謝の気持ちを伝えるのは社会人として基本であり、マナーです。出席者のなかには、遠方から足を運んでくれた方もいるはず。祝福してくれた方々に非常識な印象を与えてしまうと、今後の関係にも影響を及ぼす可能性もあるため、注意しなくてはなりません。
お礼メールは、二次会の翌日に送ることを心がけましょう。結婚式後は何かと忙しいものですが、遅くても2日以内には送信しないと、参加者に失礼です。今後も良好な関係を続けていくために、礼を尽くすことが大切です。
一斉送信は相手に失礼
お礼メールを送るときは、個々に送信するのがマナーです。自分のメールアドレスが、許可なく共有されることを良く思わない人は少なくありません。トラブルの元になってしまう上に、一斉送信されていることを知った参加者は、きっと「義務で送っているんだろうな」と残念に思うはず。それではお礼メールを送る意味がありません。
相手に感謝の気持ちを伝えるためには、時間がかかっても一人ひとり送信することが大切です。また、文面は皆同じ内容にするのではなく、一文だけでもいいので、それぞれにひと言メッセージを添えて、温かみのある文章にすることを心がけましょう。
礼儀正しく丁寧な文面を心がける
二次会に参加した方々は、あなたの新しい門出を祝うために、数ヶ月も前からスケジュールを確保したり、他の予定を調整して、出席してくれたはずです。お礼メールを送るときは、相手の心遣いに感謝して、丁寧な表現を用いて文章を書き記しましょう。
普段、率直に「ありがとう」の気持ちを伝えるのが照れ臭い、学生時代から仲の良い親友や友達にも、その時ばかりは丁寧な文面で、素直に感謝の意を述べると喜ばれます。ただし、友人に対して「誠にありがとうございます」「頑張る所存です」などと、かしこまった表現を用いるのも違和感を与えるので、「本当にありがとう」「感謝しています」といった柔らかみのある書き方を心がけましょう。
二次会参加者へのお礼メールの文例集
つづいては、結婚式の二次会参加者に送るお礼メールの文例をご紹介します。学生時代の友人や会社の上司・同僚に送るお礼メール、幹事を引き受けてくれた友達に送るお礼メールをお伝えします。
二次会参加のお礼メール文例(友人)
件名:二次会参加のお礼 〇〇ちゃん 昨日は、私たちの二次会パーティーに 〇〇ちゃんをはじめ、皆がお祝いしてくれたおかげで 久しぶりだったのに、当日あまり話す時間がなくてごめんね。 まずは一言だけでもお礼を伝えたかったのですが、 今度お茶でも飲みながらゆっくり話そうね。 本当にありがとう。 △△ |
温かみのある文面を心がける:二次会出席のお礼をメールで伝えるだけでなく、直接会ってお礼を伝えたい旨を書き添えると、自分が相手にとって大切な存在であることが伝わります。
二次会参加のお礼メール文例(上司・同僚)
件名:結婚式ご出席のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 この度はお忙しいなか、 また、二次会にもご参加いただきまして、 〇〇課長からいただいた激励のお言葉を胸に、 これからもご指導ご鞭撻のほど、 取り急ぎお礼申し上げます。 営業部 △△ △△ |
相手の心遣いに対して感謝の気持ちを伝える:所属している会社の上司や恩師にお礼メールを送るときは、礼儀正しい文面にまとめます。結婚生活が上手くいくための秘訣やアドバイスをいただいた場合は、そのことについてもお礼を述べると好印象です。
二次会のお礼メール文例(幹事)
件名:二次会幹事のお礼 〇〇君 昨日は私たちの結婚式に出席してくれてありがとう。 それに仕事で忙しいなか、二次会の幹事を 〇〇君が二次会の進行や余興の依頼、 今度会ってお礼させてね。 △△ |
かけがえのない友達には最大級のお礼を:幹事を引き受けてくれた友人は、きっとあなたの喜ぶ顔が見たい一心で、二次会の進行や余興のセッティングを考えてくれたはず。相手の心遣いや尽力に対して、気持ちの伝わるお礼メールを送りましょう。