日頃の頑張りが社内で評価され、自社の表彰制度で受賞したときは、普段お世話になっている上司や職場のメンバーに対してお礼メールを送りましょう。
文面を作成するときは、自身の日々の努力の積み重ねが功を奏したというような、傲慢な文面にならないよう注意しなくてはなりません。あくまでも、自分を支え、協力してくれた周囲のお陰と謙虚な姿勢を伝えることが基本です。
ここでは、社内表彰を受賞した際のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。営業優秀賞や永年勤続賞を受賞した際のお礼メールの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
社内表彰を受賞した際のお礼メールの書き方・マナー
まずは、社内表彰を受賞した際のお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
社内表彰のお礼メールは受賞後3日以内に送る
お礼メールは早めに送るのがマナーです。社内表彰を受賞後、職場や支店の上司・同僚から祝福の言葉を受け取ったら、基本は当日中に、遅くても3日以内には感謝の気持ちを記したお礼メールを送りましょう。
特にお世話になった直属の上司や先輩には、お礼メールとは別に、直接出向いて謝意を伝えることも大切です。社内表彰から日が経過してからでは遅いです。早めの行動を心がけましょう。
謙虚な姿勢を伝えるのが基本
素晴らしい成績を上げて受賞されたのは、あなたが人一倍努力を積み重ねた結果なのでしょう。しかしながら、それが事実であっても、評価は当然の結果というような自信過剰な書き方はすべきではありません。
あなたが成果を上げるために協力やバックアップをしてくれた上司や職場の仲間の存在がきっとあったはずです。お礼メールにはそんな方々への感謝の気持ちを謙虚に書き記した文面にまとめることが基本と心得ておきましょう。
社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例集(営業優秀賞・チーム賞・新人賞)
つづいては、営業成績優秀者や売上での会社貢献度が高い方に贈られる、社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例を紹介します。
社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例(上司に宛てる場合)
件名:優秀賞受賞のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 この度は受賞祝いのお言葉をいただき、 今回、営業優秀賞を受賞できましたのは、 〇〇課長の期待に添えますよう、 ==================== |
書き方のポイント:上司との仕事のエピソードや協力してもらった出来事を書き添え、感謝の気持ちを伝えると、より温かみのある文面にまとまります。受賞祝いへの返信は、親しい間柄の上司であっても礼儀正しく丁寧な表現を用いることが重要です。
社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例(職場に宛てる場合)
件名:新人賞受賞のお礼 職場の皆様 お疲れ様です。△△です。 この度は、新人賞受賞祝いの言葉をかけていただき、 光栄な賞をいただき、本当に嬉しく思っております。 仕事を上手く進めることができず、 新人賞は皆さんのご協力のうえでの成果です。 これからも初心を忘れず、皆さんから頂戴した どうか引き続きご指導頂きますようお願い申し上げます。 ==================== |
書き方のポイント:周囲の祝福の言葉に応えるためにも、謙虚な姿勢が伝わる文面に仕上げましょう。末文で感謝の言葉を改めて書き記すことにより、謝意がより伝わります。形式的な言葉にとらわれず、あなたの素直な気持ちを書きましょう。
社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例集(永年勤続表彰)
さいごに、永年勤続での社内表彰を受賞した際のお礼メールの文例を紹介します。
件名:永年勤続表彰のお礼 職場の皆様 お疲れ様です。△△です。 この度は、永年勤続表彰をいただき、 身に余る光栄に、ただただ感激するばかりです。 これまで、自分にできる精一杯の成果を出そうと これもひとえに多くの上司・先輩の皆様、 日頃からお力添え頂いております職場の皆様には 気持ちを引き締めて努めて参りますので 本当にありがとうございました。 ==================== |
書き方のポイント:永年勤続表彰受賞のお礼メールを作成するときは、周囲の支援・協力により、今日まで諦めずに続けることができたことを伝えましょう。前向きで誠実な姿勢を伝えることが大切です。