ゼミの大学教授にお世話になったときは、お礼メールを送って感謝の気持ちを伝えましょう。
誠実さの伝わるお礼メールを送ることによって、教授との信頼関係をさらに深めることができるでしょう。
ここでは、ゼミで教授にお礼メールを送るときの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
ゼミの大学教授に送るお礼メールの書き方・マナー
まずは、ゼミに参加したとき、教授に送るお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
お礼メールは遅くとも翌日までに送る
お礼メールはタイミングが大事です。当日中に送るのが基本ですが、急用などでお礼メールを送る時間がない場合でも翌日中には必ず送信しましょう。2~3日経過後に送るなど、遅くなればなるほど教授に伝わる感謝の気持ちが薄れてしまいます。もちろんお礼メールを送るだけに留まらず、会ったときは改めて感謝の気持ちを口頭で伝えることも忘れずに。
自分の言葉で素直に感謝の意を表す
目上の人に送るお礼メールは定型的・儀礼的な文面になりがちですが、決まり文句を書き記したお礼文を受け取っても、教授はきっと味気ない印象をもつはずです。お礼メールにはお世話になった出来事やあなたの想いを記して温かみのある文面にまとめましょう。相談事へのお礼メールを書くときは、今後の抱負や意気込み・前向きな姿勢を伝えるのも大切です。
ゼミの大学教授に送るお礼メールの文例集
つづいては、ゼミに参加したとき、教授に送るお礼メールの文例を紹介します。
ゼミの大学教授に送るお礼メールの文例(飲み会参加後)
件名:お食事のお礼(〇〇学部・△△) 〇〇先生 お世話になっております。△△学部の△△です。 昨日はお忙しい中、親睦のご機会を設けていただき また、お会計の際にお心遣いをいただきましたこと、 食事会の場では〇〇先生の貴重なご経験談を伺うことができ、 今後もゼミでは何かとお世話をかけると存じますが、 取り急ぎお食事会のお礼を申し上げます。 ==================== |
礼儀正しい文面に仕上げる:飲み会のお会計時、教授が多めに支払ってくれたときはお礼メールで謝意を伝えるのが基本マナーです。「飲み会」という言葉は少しフランクな印象を与えるため、目上の人に宛てるときは食事会・親睦会・歓迎会などの言葉に言い換えたり、奢ってくれたときは「お心遣いを頂き」「御馳走になり」などと、丁寧な表現を用いましょう。
ゼミの大学教授に送るお礼メールの文例(相談へのアドバイスに対するお礼)
件名:ご助言のお礼(〇〇学部・△△) 〇〇教授 お世話になっております。△△学部の△△です。 昨日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、 〇〇教授から有益なご助言・ご提言を頂いたおかげで、 教授のご助言を活かして、まずは目標を設定し、 また、いろいろご指導を仰ぐ機会もあるかと存じますが、 取り急ぎご助言のお礼を申し上げます。 ==================== |
教授から受けた恩恵に対して素直に感謝する:先方の厚意に対して感謝の意を表すのが礼儀です。文面には教授の労が役に立っていることを書き記し、感謝の気持ちが伝わる文面に仕上げましょう。
ゼミの大学教授に送るお礼メールの文例(励ましの言葉へのお礼)
件名:ご助言のお礼(〇〇学部・△△) 〇〇教授 お世話になっております。△△学部の△△です。 昨日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき、 レポートの作成方法に悩んで弱気になっておりましたが、 早速、教授のご助言を実践すべく、 今後もよろしくご指導ご鞭撻のほど、お願い申し上げます。 ==================== |
お礼の言葉を重ねて用いることで、感謝の気持ちを強調して伝えることができます。末尾で本文を締めくくる際、文例のように明記するのもおすすめです。
ゼミの大学教授に送るお礼メールの文例(卒業のお礼)
件名:在学中お世話になったお礼(〇〇学部・△△) 〇〇先生 いつもお世話になっております。 このたびは研究室にて2年間ご指導いただき、 おかげさまで無事、大学を卒業する運びとなりました。 先生におかれましては研究や課題で分からないことがあったとき、 4月からは新社会人として新しい環境に身を置きますが、 引き続きご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。 メールにて恐縮ではございますが、 ==================== |
お世話になったエピソードを具体的に書き添える:ゼミや研究室の教授から、レポートや課題のアドバイスを頂いたエピソードや思い出話を添えてお礼の言葉を伝えましょう。進学や受験・就職に関する相談に乗ってもらった場合も同様に、具体例を挙げて、感謝の意を示すと、相手に気持ちがより伝わります。