目上の人や社外の人に車で送ってもらったら、お礼メールを送って感謝の気持ちを伝えるのが基本です。
相手の厚意に対して、礼儀正しさに気を配りながらも、形式的・儀礼的な文面にならないよう注意し、自分の言葉で素直に感謝の意を表すことで温かみのある文面にまとまります。
ここでは、車に乗せてもらったとき、送ってもらったときのお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。上司・取引先に宛てるときの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
車に乗せて送ってもらったときのお礼メールの書き方・マナー
まずは、車で送ってもらったときのお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
お礼メールは当日中に送るのが基本
お礼はタイミングが大事です。わざわざ遠回りをして送ってもらったり、同乗させてもらったりしたときは、相手の心遣いに対して早めに感謝の気持ちを伝えることがマナー。お礼メールの送信が遅くなったとしても、翌日中までには必ずメールを送りましょう。
相手の厚意に対し、自分の言葉で素直に謝意を示す
「本日は車でお送りいただきありがとうございました」などの定型文を送るだけだと、相手に味気ない印象を与えてしまいます。丁寧で礼儀正しい表現を心掛けると同時に、相手の配慮や親切に対して、あなたなりの言葉で感謝の気持ちを伝えましょう。
例えば、上司が仕事帰りに送迎してくれたのなら、「ご自愛ください」などと体調を気遣う言葉を添えることが大切です。ただし、大げさな表現やくどい言い回しはかえって空々しく響くので避けましょう。
今後の厚誼・鞭撻を願う挨拶で締めくくる
日頃お世話になっている上司に車で送ってもらったときは、送迎のお礼だけでなく、普段仕事でお世話になっていることについても感謝を述べ、引き続き厚誼を願う挨拶で結ぶと文面にまとまりがでます。取引先の担当者に宛てるときも同様の表現で構いませんが、先方にとって有益な人材になるため精進する、といった抱負や意気込みを添えてもよいでしょう。
車に乗せて送ってもらったときのお礼メールの文例集
つづいては、車に乗せてもらったときのお礼メールの文例を紹介します。上司、取引先とのシチュエーション別の文例をお伝えします。
仕事帰りに上司の車で送ってもらったお礼メールの文例
件名:ご送迎のお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 この度はお忙しい中、ご親切に自宅までお送りいただき 〇〇課長におかれましてもお疲れが出ませんよう 本日も一日お世話になり、ありがとうございました。 明日からも引き続き宜しくお願い致します。 ==================== |
◎デキる若手社員は実践している!上司に送るメールの書き方・文例集
上司の営業同行にて車に同乗させてもらったお礼メールの文例
件名:営業同行のお礼 〇〇部長 お疲れ様です。営業部の△△です。 本日はお忙しい中、株式会社〇〇様への営業に 〇〇部長のお力添えなしには、 また、本来なら私が運転すべきところを 今後も仕事のことで何かとお世話をかけると存じますが、 本当にありがとうございました。 ==================== |
なお、営業同行後に送る、その他の表現については『営業同行後に上司に送るお礼メールの文例集』をご覧ください。
取引先との商談後、車で最寄り駅まで送ってもらったお礼メールの文例
件名:ご面談のお礼 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 本日はお忙しい中、貴重なお時間をいただき また、ご親切に〇〇駅までお送りいただき、 本日ご案内させて頂きました、 〇〇様にお会いできましたご縁を大切に、 メールにて恐縮ですが、取り急ぎお礼を申し上げます。 ==================== |
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