プロジェクトやサービスの終了・完了が社内で正式に決まったら、関係者に向けて業務終了のお礼メールを送りましょう。
礼儀正しく書くことはもちろん、お世話になった感謝の気持ちを素直に述べて、温かみのある文面にまとめることが基本です。
ここでは、業務終了のお礼メールの書き方やマナーについてお伝えします。取引先の担当者や上司にお礼を伝える文例を紹介するので参考にしてくださいね。
目次
業務終了のお礼メールの書き方・マナー
まずは、業務終了のお礼メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
お礼メールを送る目的を理解しよう
取引終了時、お礼メールを律儀に送ってくれる営業マンに、誠実な印象を持つ企業担当者は少なくありません。お礼メールはお互いの信頼関係を築くための大切なツールです。過剰にへりくだった文面を送る必要はありませんが、相手の厚意に対して、お世話になった感謝の気持ちをあなた自身の素直な言葉で書き記しましょう。
具体的なエピソード・感想を添える
お礼メールは感謝の気持ちを伝えることが最も重要です。定型的なフレーズでまとめた味気ない文面ではあなたの気持ちは十分に伝わりません。
プロジェクトや業務の進行のなかで発生した、取引先担当者との印象的なエピソードを添えて謝意を伝えましょう。ですが文面を長々と書く必要はありません。ビジネスメールの基本に従って簡潔に書き記すことを心掛けましょう。
業務終了のお礼メールの文例集
つづいては、業務終了のお礼メールの文例を紹介します。
業務終了のお礼メールの文例(取引先)
件名:〇〇プロジェクトのお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 長らくの間、貴社とのプロジェクトにおいて 無事にプロジェクトを成功裏に終わらせることができましたのは これまで無理なお願いをすることも多々ありましたが 是非、また別のプロジェクトでご一緒できることを 本来ならば書状にて、お礼申し上げるべきところですが、 本当にありがとうございました。 ==================== |
合わせて読んでおきたいお礼メールの文例集
業務終了のお礼メールの文例(上司)
件名:〇〇プロジェクトのお礼 〇〇部長 お疲れ様です。△△です。 この度は〇〇プロジェクトの進行に際し、 〇〇部長のお力添えなしには さまざまな場面で有益なご提言を頂戴しましたこと、 今後も何かとお世話をかけると存じますが、 ==================== |
書くときのポイント:礼儀をわきまえつつも、形式的・儀礼的な文面にならないよう注意しましょう。末尾では、お礼の言葉を重ねて用いて感謝の意を示すと、先方への謝意を強調することができます。