仕事の取引先から、飲み会や接待のお礼メールが届いたら、返信すべきなのでしょうか。また、返信する場合、どのような文面を送れば好印象になるのでしょうか。
ここでは、飲み会のお礼メールに返信するときに心がけておきたいマナーや、文例についてお伝えします。飲み会の場で親睦を図ったあとだからこそ、礼儀正しい対応が重要。それでは早速、「お礼メールの返信」のテーマについて、詳しく解説していきます。
飲み会のお礼メールへの返信マナー
まずは、お礼メールに返信する際のマナーや、書き方のポイントについてお伝えします。
お礼メールには必ず返信しよう
相手は、交流の機会を設けてくれたあなたに対して、感謝の気持ちを伝えたい一心でお礼メールを送ってきたはず。その気持ちに応えるためにも、細やかな気遣いを心がけたいものです。お礼メールが届いたら返信するのが鉄則。お礼メールを受け取った当日に返信しましょう。遅くても翌日中には返信することが大切。お礼メールへの返信はスピードが命です。
メールのやりとりを終わらせる2つの方法
お礼メールに返信すると、メールのやり取りを終わらせるタイミングを見失ってしまい、中身のないメールを永遠と続けてしまう可能性があります。そうならないためにも、メールを終わらせる2つの方法を理解しておきましょう。
まず1つ目は「目下からのメールで終わらせる」ということ。上司と部下の関係であれば、部下のメールで終わらせる、取引先とのメールであれば、仕事を請け負う側で終わらせるということです。2つ目は、メール文面の末尾に「メールへの返信はお気遣いなく」「お返事はどうか気になさらず」などと書き添えておく方法です。
別の用件がある場合はメールを分けて送る
仕事に関する連絡事項や質問など、別の用件について触れる場合は、新しくメールを立ち上げて、別のメールで送るのがマナーです。お礼への返信メールには、飲み会とは関係のない用件を盛り込まないよう注意しましょう。
飲み会のお礼メールに返信するときの文例
つづいては、飲み会のお礼への返信メールを書くときの文例についてご紹介します。取引先にメールを返信する際の参考にしてくださいね。
件名:Re:飲み会のお礼 株式会社〇〇〇〇 お世話になっております。 この度は、ご丁寧なメールまでくださり恐れ入ります。 先日はお忙しい中、 今後とも宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
お礼への返信メールを書くときのポイント:返信メールの本文では、冒頭で「お礼メールをわざわざ送ってくれたことに対するお礼」を述べ、その後でこちらからも「飲み会のお礼」を伝えます。メールの締めくくりでは、上記の文例のように「今後とも~申し上げます」でも良いですが、相手が気遣って、再度返信メールを送ってきそうな場合は、署名を入れる前に「なお、こちらのメールへの返信はお気遣いございませんようお願い申し上げます。」と書いておきましょう。