値下げ・値引き交渉後のお礼メールの文例集

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値下げ・値引き交渉後のお礼メールの文例集

ヤフオクやメルカリをはじめとしたオークションサイトの普及により、欲しい商品をすぐに探せる時代となりました。これらのサイトでは、売り手が提示した価格で、買い手がそのまま購入するのではなく、値下げや価格交渉をするのが一般的です。とはいうものの、買い手の希望価格まで値下げに応じてくれたときは、出品者に対して感謝の気持ちを伝えるのがマナーです。

ここでは、値下げ交渉や値引き交渉に応じてくれたときのお礼メールの文例集をご紹介します。お礼メールの書き方のコツや、基本的なマナーについてもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。

値下げ・値引き交渉後のお礼メールの書き方・マナー

ネットオークションは、顔の見えない相手とのやり取りだからこそ、律儀で礼儀正しい対応が非常に大切です。まずは、値下げ交渉に応じてくれた相手にお礼メールを書くときのコツや注意点についてお伝えします。

丁寧な文面を心がける

メルカリやヤフオクなどの出品価格について値下げ交渉に応じてくれたり、業者から仕入価格について値引きしてもらったりした場合、お礼の気持ちを伝えるのはマナーです。値下げするのが当たり前のような横柄な姿勢で接したり、感謝の気持ちが落札者から感じることができない場合、今後の取引に応じてもらえない可能性もあります。

値下げ交渉の承諾を頂いたら、「お礼の気持ちを伝えること」と「感謝の気持ちが伝わる表現を用いること」を心がけましょう。お礼メールでは、以下の3つのポイントを踏まえて文章を作成すると、心の込もった文面になります。

  • 値下げ交渉に応じてくれたお礼:メールの冒頭で述べる
  • 商品の感想・値下げの感想:メールの中盤で述べる
  • 今後の抱負・決意:メールの末尾で述べる

上記の3点を順に書き添えることによって、相手に感謝の気持ちが伝わり、温かみのある文面になります。具体的な内容は、後述している文例を参考にしてくださいね。

商品の感想を述べると好印象に

オークションに出品されている商品の多くは、今は出品者にとって必要のないモノでも、購入当時は愛着を持ち、思い出のある品々に違いありません。そんな商品だからこそ、他の方に売る場合でも、大切に使用してくれる方に譲りたいものです。

商品を落札後、品物が到着したら、商品に対する思いや感想を簡潔に書き記し、大切に使用することを誓う一文を添えましょう。値下げ交渉をされたとしても、落札者の誠実な人柄や、商品に対する思いを理解することによって、「よい方に落札してもらった」と安心してもらえるはずです。文章を考えるのが面倒でも、今後、同じ出品者と取引する可能性があることも考慮し、お礼メールは必ず送信しておきましょう。

値下げ・値引き交渉後のお礼メールの文例集

つづいては、値下げ交渉に応じてくれた出品者に送る、お礼メールの文例集をご紹介します。相手別の文例をお伝えするので、お礼メールを作成するときの参考にしてくださいね。

値下げ交渉後のお礼メール文例(個人に宛てる場合)

件名:値引きに対するお礼

〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
先日、〇〇様がご出品されている〇〇〇〇を
落札致しました△△です。

この度は、状態の良い商品を安価にお取引いただき、
誠にありがとうございます。

〇〇〇〇をずっと探していたのですが、なかなか見つからず、
もう手に入らないと思っていた矢先に、〇〇様のご出品を拝見致しました。
価格について、〇〇様にはご無理なお願いをしたにもかかわらず、
快くお引き受けをいただき、改めて感謝申し上げます。

商品が手元に届き、非常に満足しております。
大切に使わせて頂きます。

またお取引の機会がございましたときは、
何卒宜しくお願い申し上げます。

△△△△(氏名)

柔らかい表現を心がけよう:「値引き」や「値下げ交渉」の直接的な表現を用いると、相手によっては不快感を抱くため、注意しなくてはなりません。上記の文例のほか、「この度は、大変よいお買い物をさせていただき」「特別なお心遣いをいただき」などと書き記すのが無難です。相手の立場に立って、ストレートな書き方を避けるのも大切なことです。

値下げ交渉後のお礼メール文例(企業に宛てる場合)

件名:値引きに対するお礼

株式会社〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

お世話になっております。
株式会社〇〇の△△でございます。

この度は、ご無理なお願いを申し上げたにもかかわらず、
快くご承諾頂きまして、誠にありがとうございます。

仕入価格の見直しにご協力頂いたお陰で、
店舗運営の維持・継続を行うことができました。
重ねてお礼申し上げます。

弊社と致しましては、〇〇事業の健全化に向けて
より一層の経営努力をしていく所存でございます。

引き続き、何卒宜しくお願い申し上げます。

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署名
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企業担当者へのお礼メールは端的に書く:継続的な取引をしている企業から値引きの承諾を頂いたり、新規取引に伴う見積もりに対して値下げ交渉を行った場合は、個人の感想などは省略し、簡潔かつ丁寧な文面にまとめましょう。末尾では今後の抱負を述べることも大切です。

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