社外の取引先や、職場の上司など、目上の人からゴルフに誘われたときは、週末の予定が埋まっていない限り、参加することを心掛けたいものです。
多くの場合、ゴルフは親交を深める目的で開催されます。そのため、ゴルフに参加した後は、相手の厚情に対して、感謝の気持ちを込めてお礼メールを送るのが鉄則です。
ここでは、ゴルフコンペに参加した後のお礼メールの文例集をご紹介します。お礼メールの書き方や心がけておきたいマナーもお伝えするので、メールを作成するときの参考にしてくださいね。
目次
ゴルフコンペ参加後のお礼メールの書き方・マナー
ゴルフには、楽しい時間を共有して、親睦を深めたいという気持ちが込められています。参加後は、先方の心遣いに感謝し、今後のさらなる厚誼を願う言葉を添えて、お礼メールを送るのがマナー。相手の気持ちに応えるうえで、心がけておきたい注意点や、マナーについてお伝えします。
お礼メールは翌日までに送ろう
上司や取引先とゴルフに行ったあとは、当日中にお礼メールを送るのが基本です。遅くても翌日までに送りましょう。週末にゴルフへ行った場合は、週明けとなる月曜日の朝が期日です。ゴルフに招いていただいた相手の心遣いに応えるためにも、感謝の気持ちは必ず伝えましょう。
プレー中の内容にも触れる
お礼メールは送るスピードも大切ですが、メール文面の内容も非常に重要です。決まり文句ばかりの定型的な文面では、相手に淡白な印象を与えてしまうため、注意しなくてはなりません。
お礼メールには、ラウンド中の相手の華麗なショットについて触れたり、アプローチやティーショットなどでアドバイスしてもらった場合は、そのお礼を伝えるなど、プレー中の話題も書き添えましょう。特に、相手のベストショットを賞賛する言葉を書き記すと好印象です。相手のミスショットやスコアなど、調子が悪いときの様子は差し控えるのがマナー。失礼にならないよう、言葉を選びましょう。
今後の交誼を願う言葉を添える
ビジネスの関係者からゴルフに招かれるのは、親睦を深めたいという相手の意思の表れ。スコアや飛距離を競い合って競技を楽しみ、コミュニケーションを図って、より強固な関係を築きたいという思いが込められています。
お礼メールには「今後とも変わらぬお付き合いをいただきますよう」「引き続きご厚情を賜りますよう」といった、今後の深い付き合いをお願いする一文を添えて、文面を丁寧にまとめることが大切です。
ゴルフコンペ参加後のお礼メールの文例集
つづいては、ゴルフ参加後のお礼メールの文例集をご紹介します。文例のあとに記載している「書くときのポイント」も確認しておいてくださいね。
ゴルフのお礼メール文例(上司)
件名:ゴルフにお誘いいただいたお礼 〇〇課長 お疲れ様です。△△です。 先日は、ゴルフをご一緒させていただきまして、 ゴルフに関しては、〇〇課長のプレーを間近で見させていただき、 また、仕事やプライベートについても貴重なお話を伺うことができ、 ご多忙中にもかかわらず、貴重な週末のお時間を頂戴し、 引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、何卒宜しくお願い申し上げます。 営業部 △△ |
またゴルフに誘っていただけるような丁寧な文面にまとめる:公私にかかわらず、お世話になっていることに対して、感謝の意を示しましょう。上司から、また誘っていただけるような一文を添えることはもちろん、「今度は、私からお誘いさせていただきます」などと伝えても良いでしょう。
ゴルフのお礼メール文例(取引先・招待された側)
件名:〇月〇日ゴルフのお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 先日はお忙しい中、ゴルフにご一緒させていただきまして、 当日は、〇〇様の貴重なお時間を頂戴するばかりか、 今後とも引き続き、ご厚情を賜りますよう、 ==================== |
招待していただいたお礼とともに、アドバイスに対する感謝の気持ちを伝える:ラウンド中に、先方から仕事のことについてアドバイスをいただいたり、教えてもらった場合は、率直にお礼の言葉を述べましょう。接待をしてくれた相手の気持ちに応える文面にすることが大事です。
ゴルフのお礼メール文例(取引先・招待した側)
件名:〇月〇日ゴルフのお礼 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 先日は、ご多用中にもかかわらず、 〇〇様からいただいたご意見や、ご教示いただいた点を、 引き続き、ご指導ご鞭撻のほど、宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
週末の貴重な時間をいただいた心遣いに対し、礼儀正しい文面でお礼を伝える:時間を割いてくれた相手の配慮に対して、丁寧かつ温かみのある言葉でお礼を述べます。フランクな表現にならないよう気をつけ、礼儀正しい文面にまとめることを心がけましょう。