直行の連絡メールの書き方・文例集

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直行の連絡メールの書き方・文例集

出社せずに直接別の目的地に向かうことが決まったら、上司にその旨を報告してから直行の連絡メールを送りましょう。事前に伝えておくべき項目を漏れなく明記し、形式に則って書き記すことが大切です。

ここでは、上司に直行することを伝える連絡メールの書き方やマナーについてお伝えします。直行届メールや上司に伝えるときの文例を紹介するので参考にしてくださいね。

直行の連絡メールの書き方・マナー

まずは、直行を上司に伝えるときの連絡メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

メールを送る前に、上司に連絡しておこう

正当な理由や、やむを得ない事情があったとしても、直行の連絡メールを事後に送ったり、承諾を得ていないのに一方的に送りつけるのはマナー違反です。原則として、電話で上司に報告したり直接伝えて、承認を受けてから連絡事項として直行メールを送信するのが基本です。

件名の書き方

件名は、一目見ただけでメール本文の用件を理解できる、分かりやすいタイトルにするのが基本です。直行の連絡メールを送るときは以下の件名がおすすめです。

  • 件名:直行届申請の件
  • 件名:株式会社〇〇様への直行のご報告

直行の詳細は箇条書きで明記する

直行届を出す際に必ず連絡しておくべき伝達事項は下記の4点です。

  • 申請者:部署名・課名・氏名
  • 日時:和暦もしくは西暦から日付を正しく明記
  • 行き先:訪問先の会社名や待ち合わせ場所を正式名称で書く
  • 理由:具体的かつ簡潔に明記する

上記4項目を箇条書きで記しましょう。

直行の連絡メールの文例集

つづいては、直行を上司に伝えるときの連絡メールの文例を紹介します。

直行届の連絡メールの文例

件名:直行届申請の件

〇〇部長

お疲れ様です。営業部の△△です。

下記のとおり直行いたしたく、直行申請をお届け致します。

申請者:営業部 △△△△
日時:平成〇〇年〇月〇日(〇曜日)
行き先:株式会社〇〇〇〇
理由:午前9時から〇〇に関する打ち合わせのため

帰社時刻は13時を予定しております。

なお、外出中の連絡先は携帯電話(090-0000-0000)
もしくはメールアドレス(△△@〇〇.co.jp)までお願い致します。

打ち合わせが終わり次第、電話にて内容をご報告いたしますので
宜しくお願い申し上げます。

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署名
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直行を上司に伝える連絡メールの文例

件名:取引先への直行のご報告

〇〇課長

お疲れ様です。営業部の△△です。

今朝、株式会社〇〇〇〇様より
システムトラブルに関する緊急の呼び出しがあり、
直行せざるを得なくなりましたので下記のとおり連絡致します。

申請者:営業部 △△△△
日時:平成〇〇年〇月〇日(〇曜日)
行き先:株式会社〇〇〇〇
住所:〇〇市〇〇町〇-〇-〇見本ビル3階
理由:システム不具合の調査のため

トラブルの状況については、
状況が把握でき次第ご報告いたします。

なお、外出中の連絡先は携帯電話(090-0000-0000)、
もしくはメールアドレス(△△@〇〇.co.jp)までお願い致します。

上記につきまして何卒宜しくお願い申し上げます。

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署名
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書くときのポイント:文例の流れ・構成は下記のとおりです。

  • 宛名
  • 挨拶文
  • 直行の報告・理由
  • 直行届の詳細(箇条書き)
  • 帰社予定時刻の通知
  • 緊急時の連絡先
  • 結びの挨拶

直行の詳細は、必要に応じて行き先の住所・電話番号を明記するなど、伝達事項に漏れがないよう注意して書きましょう。外出時の連絡先も明記し、上司や同僚との業務処理に支障がないように配慮するのも基本です。

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