面接の結果、アルバイトとして採用する人が決まったら、その人に採用通知メールを送りましょう。
ただし、書き方に注意しないと、採用したアルバイトの方から断りの連絡が入ったり、音信不通になったりしてしまいます。
ここでは、アルバイトの内定・採用通知メールの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
アルバイトの内定・採用通知メールの書き方・マナー
まずは、アルバイトに採用通知メールを送るときの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
上から目線の書き方はNG!礼儀正しく書こう
アルバイト生は、これから新しい職場で働くことへの期待を持つと同時に、従業員や他のアルバイト生と仲良くなれるか、仕事を覚えられるか不安に感じています。雇用関係になるとはいえ、上から目線のメールを受け取ると、きっと相手は委縮して嫌な気持ちになってしまいます。新しい仲間を温かく迎え入れる意味でも、採用通知メールは礼儀正しく書くことを心掛けましょう。
採用メールを送ったあとに電話も入れる
採用メールを送りっぱなしにしてしまうと、メールを受け取ったことに気づかないまま時間が過ぎてしまう可能性があります。メールを送ったら、一本電話を入れておくと親切です。
コールしても出ず、留守番電話になったときは店名と名前を名乗ったうえで「先日は面接にご来社いただきありがとうございました。採用に関するメールを指定のアドレスにお送りしたのでご確認ください」とだけ記録を残し、相手の返信を待ちましょう。
定型的な文面でまとめる
採用通知メールは、ある程度書き方が決まっています。冒頭の書く順番は「宛名→挨拶文→面接のお礼→採用の報告」までは同じで、そこからは必要に応じて肉付けします。次章では基本形の文例と、出勤希望日時や持参物についても明記した文例を紹介しているので参考にしてくださいね。
アルバイトの内定・採用通知メールの文例集
つづいては、アルバイトの採用通知メールの文例を紹介します。
アルバイトの内定通知メールの文例(基本)
件名:アルバイト採用のご連絡 〇〇 〇〇 様 お世話になっております。 先日はお忙しい中、面接にご来社いただき 弊社の採用基準に基づき厳正な選考をさせて頂きました結果、 つきましては〇月〇日(〇)までに ==================== |
メール本文の末尾で入社の意思確認を行う:入社の可否については期日を設けることが基本です。通知メールを送った日から通常3日ほどを目安にしましょう。採用通知を出した方が、複数社のアルバイト面接を受けている可能性もあるため、期日を伝えて早めに決断させる工夫も大切です。
不採用のメールを送る場合は「アルバイトの不採用通知メールの文例集」をご覧ください。
アルバイトの採用通知メールの文例(出勤日を確認する場合)
件名:アルバイト採用のご連絡 〇〇 〇〇 様 お世話になっております。 先日はお忙しい中、面接にご来社いただき 厳正なる選考の結果、〇〇様をアルバイト従業員として つきましては、初出勤のお日にちについて 下記日時のなかでご出勤可能なお日にちをお教えくださいませ。 ■出勤希望日時 また、当日は下記の物をご持参の上、 ■持参物 ご出勤が可能なお日にちは〇月〇日(〇)までに なお、期限内にご連絡がない場合は 上記につきまして何卒宜しくお願い申し上げます。 ==================== |
アルバイトの方の立場で文面を作成する:採用の通知を明記するだけでなく、希望出勤日を確認したり、当日の持参物を記載したりする場合は、箇条書きで分かりやすく書き記すなど、読み手の立場で書くことが基本です。忙しい時間の来電を防ぐためにも、電話での連絡を希望する場合は時間帯を指定しておくことが大切です。