社内禁煙・分煙・全館禁煙のお知らせメールの文例集

喫煙の害から従業員を守るため、また企業の経済的負担を減らすために職場の喫煙対策を推進するときは、社内・社外にむけてお知らせメールを送って通知しましょう。

決定事項を通達するメールではあるものの、実施に際して全員の協力を呼び掛ける一文を添えることが大切です。

ここでは、社内禁煙や分煙、全館禁煙の実施を通知するお知らせメールの書き方やマナーについてお伝えします。社内向け・顧客向けの文例も紹介するので参考にしてくださいね。

社内禁煙・分煙・全館禁煙のお知らせメールの書き方・マナー

まずは、社内禁煙や分煙、全館禁煙の実施を通知するお知らせメールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

件名で通達事項を明確に伝える

ビジネスメールの件名は、一目見ただけでメール本文に書かれている通知事項をおおよそ理解できる分かりやすいタイトルを記すのが基本です。全面禁煙なのか、分煙なのか、喫煙場所の移動なのかをはっきりと明記しましょう。件名例は下記の通りです。

• 件名：社内禁煙制度導入のお知らせ
• 件名：喫煙場所変更のお知らせ
• 件名：館内全面禁煙のお知らせ

喫煙者が多い場合は件名の冒頭に【重要】などの目を引く言葉を置いて、関係者に周知させる工夫をするのもおすすめです。

柔らかみのある文面に仕上げる

禁煙が決定事項とはいえ命令口調の書き方をしてしまうと、メールを読んだ人は不快な気持ちになってしまいます。あくまでも決定に納得してもらい、協力する気持ちを持ってもらうために、文面は柔らかみのある表現にまとめることが大切です。実施日以降、規則を守らずコソコソと隠れてたばこを吸う人が現れないようにするためにも、通知メールの書き方には気をつけましょう。

社内禁煙・分煙・全館禁煙のお知らせメールの文例集

つづいては、社内禁煙や分煙、全館禁煙の実施を通知するお知らせメールの文例を紹介します。

社内禁煙のお知らせメールの文例（社内での全面禁煙）

書き方のポイント：社内禁煙の実施日を知らせるとともに、社内禁煙制の導入に至る理由を具体的に述べて、喫煙者の協力を仰ぐ丁寧な文面にまとめましょう。伝達事項が複数ある場合は箇条書きにすると読みやすくなります。

社内での喫煙・分煙のお知らせメールの文例

書き方のポイント：吸った後のたばこの処理に関して、喫煙スペースでの喫煙マナーについて明記しておくのもおすすめです。特に設置している灰皿の利用方法などは徹底されないと周囲からの見た目も悪くなります。必要事項は漏れなく記しておきましょう。

全館禁煙のお知らせメールの文例（社外）

書き方のポイント：喫煙スペースのない全館禁煙のお知らせを社外の方に送る場合は、丁寧かつ簡略にまとめた通知メールを送りましょう。末文では協力をお願いする一文を添えて、喫煙者に配慮ある文面にまとめましょう。