定休日や営業時間を変更することが決まったら、お客様や取引先にお知らせメールを送って通知しましょう。
文面は礼儀正しく丁寧に書き、シンプルにまとめることが基本です。
ここでは、定休日や営業時間が変更になったときのお知らせの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
定休日・営業時間変更のお知らせメールの書き方・マナー
まずは、定休日・営業時間変更のお知らせメールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
定休日・営業時間の変更が決まったら早めに通知する
定休日や営業時間の変更は来店する顧客や取引先の仕事にも影響を及ぼすので、変更が決定したら早めに知らせることが大事です。事業内容や取引先との連絡頻度にもよりますが、変更の2ヶ月前を目安とし、遅くても1カ月前には知らせるように段取りを進めましょう。
営業日数の増減によって書き方を変える
営業日数が増える場合は、今後更なる引き立てを願う一文を文面に書き記しておくと丁寧です。一方で、営業日が少なくなる場合は、関係者に支障をきたしてしまうことも踏まえて、メール本文の冒頭は「急なことで恐縮ですが」「誠に勝手ではございますが」などの前置きを入れて書き出し、末文には不便をかけることへのお詫びを述べることが重要です。
定休日・営業時間変更のお知らせメールの文例集
つづいては、定休日・営業時間変更のお知らせメールの文例を紹介します。
定休日変更のお知らせメールの文例
件名:定休日変更のお知らせ 株式会社〇〇〇〇 いつもお世話になっております。 さて、弊社では、これまで日曜・祝祭日を定休日として参りましたが、 定休日変更に伴い、〇〇様には ==================== |
書き方のポイント:メール本文の冒頭では現行の定休日を書き記した上で、変更開始時期と変更内容を明記します。相手に分かりやすく書き、休日変更後のトラブルを防ぐことが大事です。
定休日変更のお知らせメールの文例(完全週休二日制に変更)
件名:定休日変更のお知らせ 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 さて、弊社ではこれまで隔週での週休二日制を実施して参りましたが、 休業日変更に伴い、〇〇様には 取り急ぎ、定休日変更のお知らせを申し上げます。 ==================== |
書き方のポイント:休業日数が多くなり、取引先の仕事にも影響を及ぼす可能性があるときは、迷惑をかけてしまうことへのお詫びと協力を仰ぐ一文を書き記し、丁寧な表現でまとめましょう。
定休日変更のお知らせメールの文例(隔週に変更)
件名:定休日変更のお知らせ 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 弊社では、これまで完全週休二日制を実施して参りましたが、 休業日変更に伴い、第2と第4土曜日は 今後とも、これまでにもましてお引き立てを賜りますよう ==================== |
書き方のポイント:挨拶を兼ねたメールなので、全体的に礼儀正しく丁寧な表現の文章を心がけましょう。稼働日が増えるにあたって、今後更なる愛顧を願う一文を書き記しましょう。
営業時間変更のお知らせメールの文例
件名:営業時間変更のお知らせ 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 誠に勝手ながら、弊社ではこれまで 営業時間変更に伴い、〇〇様には 取り急ぎ、営業時間変更のお知らせを申し上げます。 ==================== |
書き方のポイント:営業時間の変更は、相手に支障を及ぼすことから冒頭で「誠に勝手ながら」「誠に勝手ではございますが」などとクッション言葉を用いて丁寧な文面にまとめることが基本です。午前・午後の記載も忘れずに書きましょう。