仕事でお世話になっている上司や目上の方、いつも面倒を見てくれている先輩が昇進することになったら、これまでの苦労をねぎらうとともに、今後益々の活躍を願う言葉を添えたお祝いメールを送りましょう。
昇進のお祝いメールの文面は、相手との関係性や、社内・社外かどうか、さらに昇進後の役職によっても変わってきます。いずれの場合であっても、相手の昇進をお祝いし、今後も良好な関係を築いてともに仕事を頑張っていく気持ちが込められていることが重要。
ここでは昇進のお祝いメールの文例をご紹介します。メッセージの書き方やポイントについてもお伝えするので参考にしてくださいね。
目次
昇進のお祝いメールの書き方・マナー
冒頭で祝福のメッセージを述べる
書き出しの挨拶を述べたら、相手の昇進をお祝いする言葉を書き添えましょう。シンプルかつストレートに「この度は、営業部の課長職にご昇進とのこと、誠におめでとうございます」などと明記します。
また、お祝いメールは基本的に人事公示があってから送るものなので、役職名は昇進後のものを用います。前役職が主任で、昇進後に課長となったケースでは、メールの宛名も課長と記載するのがマナー。間違えないよう注意しましょう。
感謝の気持ちと相手の体を気遣う言葉を書き添える
日頃からお世話になっている上司や先輩が昇進した場合は、相手の秀でた能力やスキル・実績を挙げて讃えましょう。また、相手の苦労をねぎらうとともに、「ご自愛ください」「ご健康をお祈りしております」などと体を気遣う言葉を添えるとあなたの心遣いが伝わります。
昇進のお祝いメールの文例集
つづいては昇進のお祝いメールの文例について、社外・社内の相手に送る場合にわけてご紹介します。
昇進のお祝いメールの文例(社内編)
件名:ご昇進おめでとうございます 〇〇部長 お疲れ様です。営業部の△△です。 この度は、経営企画部の部長職へのご昇進、 〇〇部長の仕事への向き合い方はもちろん、 これから益々お仕事もお忙しくなるかと思いますが、 また今後もお世話になるかと存じますが、 近々直接ご挨拶させていただきますので、 取り急ぎ、メールにてお祝い申し上げます。 営業部 △△ |
昇進のお祝いメールの文例(社外編)
件名:ご昇進のお祝い 株式会社〇〇〇〇 平素はお引き立てをいただき、 この度は総務部の課長職にご昇進されたとのこと、 〇〇様の人望はもちろん、これまでの貴社でのご実績などを考えると、 今後は仕事内容も変わり責任もさらに担われますことから、 近日中にぜひお祝いにお伺いしたいと考えておりますが、 ==================== |
昇進のお祝いメールの文例(社外編)
件名:ご昇進のお祝い 株式会社〇〇〇〇 平素よりお世話になっております。 この度は取締役本部長にご昇進のこと、 〇〇様の、卓越した分析力と行動力を普段身近に拝見しており、 これから益々お忙しくなるかと思いますが、 〇〇様の更なるご活躍とご発展をお祈りすると共に、 近日中にぜひお祝いにお伺いしたいと考えておりますが、 ==================== |
まとめ:社内における昇進は、その方の人生における一大転機のひとつ。求められる職務内容や、責任の重さが劇的に変わってくるということもしばしばあり、また今後の仕事において不安に思っている方もいらっしゃるのではないでしょうか。相手の心情を踏まえたうえで、相手の昇進を喜びつつも今後の仕事内容や環境の変化を気遣う文章にまとめることが大切です。メールの文面ひとつでも、心遣いのある文章にきっと喜んでくれるでしょう。