社屋落成のお祝いメールの文例

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社屋落成のお祝いメールの文例

建築物を建てるのには莫大な費用がかかります。土地代を含めたら尚更のこと。賃貸のオフィスビルを脱して、自社ビルを完成させるのはこのご時世、なかなか出来ることではありません。日頃お世話になっている取引先の社屋が完成した際には、お祝いの挨拶や品は勿論、お祝いメールを送って相手企業のますますの繁栄を祈る言葉を送りましょう。

ここでは社屋完成に伴うお祝いメールの文例をご紹介します。お祝いメールの書き方やマナーについても解説するので、ぜひ参考にしてくださいね。

社屋落成のお祝いメールの書き方・マナー

社屋完成のお祝いメールを書くときは、礼儀正しく丁寧な表現を用いるのが基本。社屋完成に至ったのは、先方の努力の賜物であることを讃えましょう。ただし、堅苦しい文章のみで構成されたお祝いメールだと、普段接する関係性から鑑みて不自然な印象を与える場合もあります。そんなときは、個人的な意見やメッセージも一言添えて、温かみのあるお祝いメールにしましょう。

お祝いメールを送るタイミングは大切に

社屋完成のお祝いメールは、送るタイミングが重要です。まだ社屋が完成していない状態にもかかわらずお祝いのメールを送ってしまったり、完成後、時間が経過しているのに送ったりするのは遅すぎます。

親しい間柄の取引先であれば、住所変更の通知とともに社屋移転の案内が記されたハガキやメールが送られてくる筈。そのハガキに記された社屋完成予定日にお祝いメールを送るのがベストタイミングでしょう。遅くとも完成から1週間以内の送信をお勧めします。早すぎず、遅すぎず丁度よいタイミングを狙って送るよう心掛けて下さい。

メール本文冒頭ではお祝いの言葉を述べる

本文に相手の会社名・部署名・宛名を明記したあとは、書き出しの挨拶を記し、そしてお祝いの言葉を述べます。「この度は、本社新社屋がめでたく落成されたとのこと、心からのお祝いを申し上げます」などと書きましょう。

お祝いの言葉の後は、その会社の更なる発展を願う言葉も添えると尚良いでしょう。ここは礼儀正しい表現を用いて、社屋が完成したことにより更に仕事に邁進するような、気の利いた言い回しがおすすめです。

これまでの歴史を振り返り、労いの言葉を贈る

新たな社屋を建てるには莫大な費用が必要。その背景には、地道な努力と計り知れない程の苦労があったことでしょう。今日に至るまで、苦難を乗り越え歩んできた会社・社員皆様の努力を讃えましょう。

お祝い品を贈る手配も忘れずに

お祝いメールだけでも構いませんが、深い付き合いのある取引先の場合、お祝い品も贈っておくほうが好ましいでしょう。お祝いの品を贈るときは、贈り物の手配をしてからお祝いメールを送ります。

贈り物を選ぶときの注意点は、火事のイメージに繋がる赤い色の物は避けましょう。無難な品物はお花。花には「幸福が飛んでくる」という花言葉を持つ胡蝶蘭が人気です。

お祝いメールの文面では「ささやかではございますが、心ばかりの品をお贈りさせていただきます。ご笑納いただければ幸いです」などと書き添えるのが一般的なので覚えておきましょう。

社屋落成のお祝いメールの文例

つづいては、新社屋落成のお祝いメールの例文を紹介していきます。上記でお伝えしたポイントを踏まえた文例をお伝えするので参考にしてくださいね。

件名:新社屋落成のお祝い

株式会社〇〇〇〇
代表取締役 〇〇 〇〇 様

平素は大変お世話になっております。
株式会社△△・営業部の△△です。

この度は、新社屋の完成、誠におめでとうございます。
念願の社屋が完成を果たされ、喜びもひとしおのことと存じます。

都内に最新設備を備えたご立派な新社屋をお建てになられたのも、
〇〇様はじめ全社員の皆様が一丸となって築き上げられました
信頼と実績、そして努力の賜物と存じます。

御社のますますのご発展を祈念し、
ささやかではございますが、記念の品をお贈り致しました。
ご笑納くださいませ。

本来ならば直接伺い、ご祝賀を申し上げるべきところですが、
何かとご多用の折、本メールをもちましてお祝いのご挨拶とさせて頂きます。

甚だ略儀ではございますが、弊社員一同、心から祝辞を申し上げます 。

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署名
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書くときの流れとポイント:社屋落成のお祝いメールの流れは以下の通りです。

  • 書き出しの挨拶
  • 社屋落成のお祝いの言葉
  • 会社の功績を讃える言葉
  • 今後のますますの発展の祈願
  • 締めの挨拶

ポイントは、先方との間柄です。社屋完成のお祝いメールは、送り先が協力業者、取引先、ライバル会社…等々、どのような立ち位置の会社かによって言葉の使い分けが重要となります。協力会社や大きな取引先の場合、率直に祝福する言葉を贈ります。

競合他社に送る場合には「弊社も遅れを取らぬよう会社の志気を高め、より一層精進する所存でございます」といった言い回しを用いて、今後も良きライバル関係でいましょう!ということをアピールしましょう。もちろん、失礼な表現はNGです。

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