懇意にしている取引先や、日頃付き合いのある友人からお店をオープンする、開店の知らせが届いたら、相手の新しい門出を祝うのはもちろん、喜びに共感し、心からのお祝いが伝わる文面を送ることが大切です。
大げさな賛辞や美辞麗句は避けて、お祝いの気持ちを素直に伝えることを心がけましょう。
ここでは、開店祝いメールの書き方やマナーについてお伝えします。取引先や親しい友人がお店をオープンしたときに送る、お祝いメールの文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
お店オープン・開店祝いメールの書き方・マナー
まずは、取引先や友人・知人がお店をオープンしたときの、開店祝いメールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
開店祝いは書面で送るのが正式なマナー
日本の慣習として、相手の慶事を祝うメッセージを送るときは、縦書きの書状を送るのが正式なマナーです。メールはあくまでも略式のため、相手によっては不快な印象を与えてしまうので気をつけましょう。お祝い状を送るときは「開店祝いの手紙の書き方」をご覧ください。
開店祝いの書状発送に時間を要するときは、取り急ぎお祝いメールを送信しておき、改めて書状を送るといった、二段階で祝辞を述べる方法もおすすめです。開店のお祝いメールのみで済ませる場合はメール本文の末尾にお詫びの一文を添えましょう。
開店祝いのメッセージを送るタイミング
お店をオープンするときの開店の連絡や挨拶状は、オープン日のおよそ1ヶ月前に届きます。開店祝いのメールを送るタイミングは早すぎても遅すぎてもいけません。開店する側は、慌ただしく過ごしているため、オープン1週間前~前日の間に送るようにしましょう。
開店祝いメールに用いてはいけない「忌み言葉」
忌み言葉とは、冠婚葬祭やお祝いの場、それにまつわるメッセージを書くときに、使ってはいけない不吉な意味のある言葉です。開店祝いメールでは、倒産・閉店・火災・火事を連想させる下記の言葉を用いてはいけません。
移転祝いで避けるべき忌み言葉:失う、落ちる、枯れる、さびれる、倒れる、廃れる、閉じる、赤、傾く、壊れる、つぶれる、飛ぶ、流れる、火、緋、燃える、焼ける
忌み言葉は、相手に不吉な意味を連想させ、不快感を与える恐れがあるので、使用しないように注意しましょう。
お店オープン・開店のお祝いメールの文例集(取引先・目上の人)
お店オープン・開店のお祝いメールの文例(独立して開店)
件名:レストラン開店のお祝い 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 さて、このたびはレストラン「〇〇」をご開店されますこと、 以前から開店準備のお話は伺っておりましたが、 〇〇様の経験をもってすれば、 開店準備でお忙しいとは存じますが、どうぞご自愛ください。 メールにて恐縮ではございますが、 ==================== |
お店オープン・開店のお祝いメールの文例(2店舗目以降の開店)
件名:〇〇店開店のお祝い 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 さて、このたびは、和食居酒屋〇〇店をご開店されましたこと、 競争の激しい外食産業界ですが、 開店のご準備でお忙しいとは存じますが、 貴社のご発展と皆様のご健勝を心よりお祈りいたします。 ==================== |
お店オープン・開店のお祝いメールの文例集(親しい友人・知人)
お店オープン・開店のお祝いメールの文例(1)
件名:居酒屋〇〇開店のお祝い 〇〇さん この度はご開店、おめでとうございます。 〇〇さんのこれまでの努力や苦労が報われ、 開店準備で忙しいとは思いますが、 また近いうちに食事に伺わせてもらいます。 微力ながらいつも応援しています。 ==================== |
お店オープン・開店のお祝いメールの文例(2)
件名:美容室開店のお祝い 〇〇さん この度はご開店、おめでとうございます。 ついに長年の夢が叶いましたね。 きっと素敵なサロンになることでしょう。 開店準備で忙しいとは思いますが、 皆様に愛されるお店になるよう 近々また立ち寄らせてもらいます。 本当におめでとう。 ==================== |