上司に送る誕生日メール・メッセージの文例集10選

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上司に送る誕生日メール・メッセージの文例集10選

職場の上司が誕生日を迎えたら、普段お世話になっている感謝の気持ちを込めて、温かいメッセージを送りましょう。

誕生日メールを送るときは、上司との親交の深さや関係性を考慮して贈る言葉を考えるのが基本。

定型的な文章のみの堅苦しい表現でまとめたメッセージや、反対にカジュアルすぎる文面だと、誕生日メールを受け取った上司に素直なお祝いの気持ちが伝わらないので注意しなくてはなりません。

ここでは、上司に送る誕生日メールのメッセージの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。

上司に送る誕生日メール・メッセージの書き方・マナー

まずは、上司に誕生日メールやメッセージを送るときのお祝いメールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

かしこまりすぎず、砕け過ぎない表現を心がける

仕事のやり取りの際に送るビジネスメールと違って、誕生日メールは日頃の感謝やお祝いの気持ちがストレートに伝わる文面に仕上げることが大切です。上司との関係が良好であり、上司の立場や性格的な面から見ても素直にメッセージを受け取ってくれる相手の場合は、多少の無礼講はあっても良いかもしれません。

ただし、誕生日メールを送る相手が、普段接する機会の少ない目上の人や年配者、社長・役員のときは、礼儀正しく書くほうがお祝いの気持ちが伝わる場合もあります。そのときも定型的・儀礼的な文面はならないよう、自分なりの温かいメッセージを添えて、味気ない誕生日メールにならないように工夫しましょう。

エピソードを添えて日頃お世話になっている感謝の気持ちを伝える

「お誕生日おめでとうございます。素敵な一日をお過ごしください」だけの淡泊な内容の誕生日メールを受け取っても、きっと上司にお祝いの気持ちは伝わりません。

お祝いの言葉以外に、誕生日メールの文面には日頃お世話になっていることや、印象に残っているエピソードを添えてお礼の気持ちを伝えたり、今後の抱負や決意表明を簡潔に明記したりして文面をまとめましょう。エピソードの有無によって、誕生日メールが上司に与える印象に大きな差が生じます。

ただし、誕生日メッセージは上司の家族も目にする可能性があります。家族が見るケースを想定してプライベートで遊び過ぎたり、飲み会での失態の様子を書いたりするのは控えましょう。誕生日メールを送ったことにより上司に迷惑をかけてしまう場合もあります。

上司に誕生日メールを送るタイミング

職場の上司に送る誕生日メールは基本、上司の誕生日の日の朝一、就業時間前に送りましょう。週末に誕生日を迎える場合、家族と記念日を過ごしていたり、プライベートの友人や恋人に祝ってもらっている可能性もあるので、ビジネスメールでのお祝いメールは控えたほうが無難です。

週明けとなる月曜日の朝に「昨日は誕生日おめでとうございます」と冒頭で書き記したメールを送りましょう。もし誕生日メールの送信が遅くなっても、遠慮する必要はありません。気づいた時点で早めに送ることにより、上司はきっと嬉しい気持ちになってくれるはずです。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例集

つづいては、上司に誕生日メールやメッセージを送るときの文例を紹介します。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(基本1)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇課長

おはようございます。△△です。

〇〇課長、お誕生日おめでとうございます。

いつも親身になってアドバイスをしていただき
本当に感謝しています。
これからもご指導を宜しくお願い致します。

本日が〇〇課長にとって良い一日になりますように。

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署名
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気持ちが伝わる誕生日メールの順番:誕生日メールを書くときの基本形式は「お祝いの言葉→日頃お世話になっていることへの感謝の気持ち→お祝いのメッセージ(結びの挨拶)」です。お世話になった出来事と謝意を簡潔明瞭に記すのがポイントです。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(基本2)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇課長

お誕生日おめでとうございます。

いつも熱心にご指導いただき、
本当にありがとうございます。

〇〇課長の丁寧なご指導のおかげで、
働きやすい環境で仕事ができています。

まだまだ未熟な私ですが、引き続き宜しくお願い致します。

この一年が〇〇課長にとって、
たくさんの幸福に満ちた日々になることをお祈りいたします。

本日は素敵な誕生日をお過ごしください。

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署名
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形式に則って書き、自分の言葉でお祝いのメッセージを添える:上司に親切にしてもらったエピソードやサポート・指導へのお礼を述べ、今後の関係性をさらに良好なものにする温かい文面を送りましょう。結びの挨拶は誕生日メールの定番フレーズで締めくくります。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(決意表明を込める場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇主任

〇〇主任、お誕生日おめでとうございます。

いつも温かく丁寧なご指導をいただき、
本当にありがとうございます。

〇〇主任に迷惑を掛けないよう、
より一層努力していきたいと思います。
これからも宜しくお願い致します。

素敵な一日をお過ごしください。

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署名
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抱負や決意表明は短めに:メールで伝えるべき本題がお祝いのメッセージになるように、決意表明は長々と書かず、簡潔に記すことが大切です。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(厳格な上司に宛てる場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇部長

この度は〇歳のお誕生日、おめでとうございます。

いつも温かく、そして厳しくも適切なご指導をいただき
本当に有難う御座います。

普段なかなか面と向かってお伝えする機会がありませんでしたが、
〇〇部長のもとで仕事ができていることを嬉しく感じております。

いつまでも若々しく、そして健康にお歳を重ねていかれるよう
心から願っております。

〇〇部長にとって、この一年がさらに
充実したものになりますようお祈り申し上げます。

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署名
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相手の年齢に合った文面を:年を重ねると、今後もずっと健康でいられるか体調には何かと不安を感じるものです。お祝いの言葉に上司の健康を気遣う一言を入れて、相手への心配りを示すと喜ばれます。特に50代を過ぎた年配の上司におすすめです。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(親しい上司に宛てる場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇さん

お誕生日おめでとうございます。

〇〇さんにはいつも公私ともにお世話になり
本当にありがとうございます。

今年も〇〇さんにとって良い一年になるといいですね!
またゴルフに行かれる際はご一緒させてください!

仕事もプライベートも充実した一年になりますよう
願っております。

これからも宜しくお願いいたします!

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署名
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親しい相手にも礼節をわきまえる:相手は上司のため、誕生日メールでもフランクな表現になりすぎないよう注意しましょう。私信とは確たる一線を引き、礼を失しない表現を用いるのが基本です。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(先輩に宛てる場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇さん

お誕生日おめでとうございます。

いつも困ったときは助けていただき
本当にありがとうございます。

頼れる上司の〇〇さんにはお世話になりっぱなしですが、
いつか恩返しができるようもっと頑張ります!

今日の日が素敵な一日になりますよう、心から祈っています。

本当におめでとうございます。

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署名
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くだけすぎた表現はNG:上司に送るメールに絵文字や顔文字を用いるのは相応しくありませんが、「!」の記号程度なら構いません。ただし、相手によっては不快な印象を与える恐れがあるので、普段会話する機会の多い、親しい間柄の上司に宛てる程度に留めておきましょう。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(直属の上司に宛てる場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇主任

お疲れ様です。△△です。

この度は〇歳のお誕生日、おめでとうございます。

また、いつも出来の悪い私を可愛がって下さり、
本当にありがとうございます。

〇〇主任から頼りにしてもらえる部下になるよう
もっと仕事を頑張り精進します。
今後とも宜しくお願い致します。

素敵なお誕生日をお過ごしください。

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署名
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部下の成長は上司のエネルギーになる:上司にとって部下の成長は何よりも嬉しいものです。誕生日メール自体がプレゼントになるような、感動を与える言葉を贈りましょう。ありきたりの言葉ではなく、謝意が伝わるよう言葉を選んで書き記しましょう。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(改まった表現)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇社長

お誕生日おめでとうございます。

いつも〇〇社長のお言葉に勇気づけられ、
励まされておりますこと、心から感謝申し上げます。

先日の〇〇社様へのご提案に際して、
有益なご助言をいただき、本当にありがとうございました。
おかげ様で無事、信頼を勝ち得てご契約いただくことができました。

今後も何かとお世話をかけると存じますが、
宜しくお願い申し上げます。

〇〇社長のますますのご健康とご活躍をお祈りし、
お祝いの言葉を贈らせていただきます。

素敵なお誕生日をお過ごしくださいませ。

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署名
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定型的な文章のみにならないようにする:礼儀正しい文面にまとめるときでも、大げさな表現やくどい言い回しにならないよう敬語の使い方には気をつけましょう。また、形式に捉われ過ぎると慇懃無礼な印象になるので、素直に自分の言葉で感謝の意を綴りましょう。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(くだけた表現)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇主任

お誕生日おめでとうございます!

仕事やプライベートでいつもお世話になり
ありがとうございます!

〇〇主任には感謝してもしきれないくらい
可愛がっていただいており、頭が上がりません!

またお祝いをさせてくださいね!

本当におめでとうございます!

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署名
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お祝いメールで失敗しないよう注意:公私ともにお世話になっている親しい上司であっても、誕生日メールにプライベート的な内容を書くのはNGです。「親しき中にも礼儀あり」という諺があるように、最低限の礼儀とマナーを心得たメッセージを送りましょう。

上司に送る誕生日メール・メッセージの文例(社員一同を代表する場合)

件名:お誕生日おめでとうございます

〇〇本部長

お誕生日おめでとうございます。

いつも皆を引っ張ってくれる〇〇本部長のおかげで
職場のメンバー全員が安心して仕事に取り組めています。

いつも温かいお心遣いをありがとうございます。

まだまだ未熟ではありますが、営業部一同、
〇〇本部長のお力になれますようそれぞれの業務に邁進し、
成長するよう努めて参りますので
どうぞこれからも宜しくお願い致します。

本日は素敵なお誕生日をお過ごしくださいませ。

営業部を代表して、日頃の感謝と
お誕生日のお祝いの言葉を申し上げます。

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署名
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書くときのポイント:社員一同を代表してメッセージを贈る場合は、個人的にお世話になったエピソードを綴るよりも、上司が社内に与えている影響の大きさを例として挙げ、お礼の言葉を記しましょう。文例のように、末尾は丁寧にまとめた結びの挨拶を用いるのもアリです。

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