普段からお世話になっている取引先の担当者が誕生日を迎えたときは、お祝いメールを送って相手の誕生日を祝福しましょう。
あなたからメールが届くことを想定していないはずなので、きっと嬉しい気持ちになるはずです。
ここでは、取引先に誕生日メールを送るときの書き方やマナーについてお伝えします。文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
取引先に送る誕生日メールの書き方・マナー
まずは、取引先に送る誕生日メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
礼儀正しい表現を用いるのが基本
誕生日メールを受け取ると、誰しも嬉しい気持ちになります。ただし、取引先は友人とは違って仕事の関係者のため、書き方には気をつけなくてはなりません。カジュアルすぎる、礼を欠いた文面にならないよう、礼儀正しい表現を用いることを心得ておきましょう。
日頃お世話になっている感謝の気持ちを添える
「誕生日おめでとうございます」だけの文面だと味気ない印象を与えてしまいます。担当者とのやり取りの中で、先方の心遣いに助けられたエピソードを添えたり、日頃の親切な対応に感謝していることを具体的に書き記して伝えましょう。また、あなたの仕事に対する抱負や意気込みについて、簡潔に記すのも良いでしょう。
取引先に誕生日メールを送るタイミング
友人に誕生日メールを送るとき、日が変わる午前0時のタイミングを狙う人もいますが、深夜の時間に取引先の担当者に送るのは好ましいとは言えません。誕生日の日の朝~日中の時間帯に送るようにしましょう。
取引先に送る誕生日メールの文例集
つづいては、取引先に送る誕生日メールの文例を紹介します。
取引先に送る誕生日メールの文例(基本)
件名:お誕生日おめでとうございます 株式会社〇〇〇〇 いつもお世話になっております。 この度は〇歳のお誕生日、おめでとうございます。 また、いつも温かく親切にご対応いただき、 〇〇様から頼りにして頂けるよう なお、お祝いのしるしに、別便にて 〇〇様にとって仕事もプライベートも 素敵な誕生日をお過ごしくださいませ。 ==================== |
取引先担当者の記念すべき誕生日は、日頃お世話になっている感謝の気持ちを添えて、温かみのある文面に仕上げましょう。誕生日プレゼントを贈る場合はそのまま書かずに「心ばかりの品」という表現を用いるのが基本です。へりくだった言い回しを用いてお祝いメールを送りましょう。
取引先に送る誕生日メールの文例(礼儀正しい表現)
件名:お誕生日おめでとうございます 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 この度は〇歳のお誕生日、誠におめでとうございます。 日頃よりお力添えを賜り、ありがとうございます。 〇〇様の益々のご健康とご活躍をお祈りし、 ==================== |
社外の方に送る誕生日メールは、砕け過ぎた表現にならないよう注意しなくてはなりません。相手のめでたい日に水を差すような文面を送ってしまわないよう、相手との関係性や立場を重んじてお祝いの言葉を贈るのが礼儀です。
取引先に送る誕生日メールの文例(親しい間柄)
件名:お誕生日おめでとうございます 株式会社〇〇〇〇 いつも大変お世話になっております。 この度は〇歳のお誕生日、おめでとうございます。 〇〇様にはいつも公私ともにお世話になり、 まだまだ未熟ではありますが、〇〇様のお力になれますよう またお食事をご一緒させて頂けると幸いです。 本日は本当におめでとうございます。 ==================== |
仕事に限らずプライベートでもお付き合いのある取引先には、柔らかい表現を用いて祝福の言葉を贈りましょう。「またお食事をご一緒させて頂けると幸いです」や「またお祝いさせてくださいね」などの言葉を添えると喜ばれます。
取引先に送る誕生日メールの文例(会社を代表する場合)
件名:お誕生日おめでとうございます 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 今後ともご健康には十分ご留意なさって、 私どもとしましても、微力ながらできる限りの メールにて恐縮ではございますが、 ==================== |
会社を代表してお祝いメールを送る場合、健康を気遣う一文と、今後の発展を願う言葉を添えるのが基本です。定型的な文面になりがちですが、自社との関わりについて、自身の想いを込めて「ご協力をさせて頂く」「ご支援申し上げます」などと伝えることが重要です。