創立記念日とは、会社の創立した月日を祝う特別な日のこと。取引先や関係会社が記念行事や式典を実施するときは、お祝いの言葉を述べると喜ばれます。しかし、お祝い状やお祝いメールを送るときは書き方に注意しなくてはなりません。あまりフランクになりすぎず丁寧な表現を用いて先方のめでたい日を祝福しましょう。
ここでは、会社の創立記念のお祝いメールの文例をご紹介します。書くときのポイントやマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。
目次
会社創立記念のお祝いメールの書き方・マナー
まずは会社創立記念におけるお祝いメールを書く際に注意すべきポイントや、ビジネスマナーについて解説していきます。
周年記念には最大限の祝福の気持ちを込める
親しい間柄の取引先であればお祝い状も手配するのが基本。しかし書状では形式的な内容が中心となるため、自身の言葉で気持ちを伝えたい場合はお祝いメールが向いています。事業を継続し続けるというのは簡単なことではありません。先方のこれまでの苦労をねぎらうとともに、これから一層の躍進を願う言葉を添えてメールを送りましょう。
創立記念日にメッセージを送る
お祝いのメールを送るときは会社創立記念の日に合わせてメッセージを送りましょう。創立記念日から一週間以内であれば失礼になることはありませんが、やはりその日に合わせて送った方が格段に印象は良くなります。
独立してから会社を10年、20年と存続させていくのはどのような業界であれ至難の業。過去の苦労をねぎらい、これからも末永い発展を祈るようなメッセージを送ると喜ばれるでしょう。
会社創立記念のお祝いメールの文例集
つづいては、会社創立記念のお祝いのメールの文例についてご紹介します。
会社創立記念のお祝いメールの文例(1)
件名:創立10周年おめでとうございます 株式会社〇〇〇〇 平素よりお世話になっております。 この度は、貴社創立10周年、 10年前、〇〇様が独立を果たされて以来、 確実な発展を遂げられた貴社の実績と ご苦労も多々なされているとは存じますが、 今後とも末永くお取引をいただきますよう、 後日貴社に伺った際には改めてご挨拶をさせていただきますが、 ==================== |
親しい間柄であれば後日直接うかがってお祝いをする旨を伝える:日ごろからお世話になっているような会社に対しては、後日改めて直接会社にうかがってお祝いを述べることを記しておくべきでしょう。メールによるお祝いだけでは、どうしても形式的なものになってしまいがちです。主要な取引先の場合には、必ず直接うかがう旨を追記しておくことが大切です。
会社創立記念のお祝いメールの文例(2)
件名:創立記念のお祝い 株式会社〇〇〇〇 平素よりお世話になっております。 平素は格別のお引き立てを賜り、 さて、この度は貴社創立20周年を迎えられたとのこと、 今日こうして20周年をお迎えになられたのも、 これまでの20年の経験を活かし、 メールにて恐縮ですが、取り急ぎお祝い申しあげます。 ==================== |
今後の発展を祈念した内容にする:通常はお祝い状を送るのが礼儀ですが、関係が遠い場合はメールだけのお祝いになってしまうことも多いと思います。その際には必ず「今後の発展」を祈念した内容をつづるとよいでしょう。会社側の方にとっても10年、20年は単なる通過点と考えている場合が多くなっています。今後も変わらずに発展していくことを、メールで応援する文章にまとめるとよいでしょう。