資料送付・書類送付の案内メールの例文集

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資料送付・書類送付の案内メールの例文集

郵送やメールでの資料送付を依頼されたら、発送後、資料送付の案内メールを送って手配の完了を知らせることが大切です。

ですが、案内メールは資料送付の通知をする役割だけではありません。どの資料を何部発送し、いつ到着する予定なのかを礼儀正しく書くことが重要です。

ここでは、資料送付の案内メールの書き方やマナーについてお伝えします。書類送付の案内メールの例文も紹介するので参考にしてくださいね。

資料送付・書類送付の案内メールの書き方・マナー

まずは、資料送付の案内メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

案内メールを送る目的は相手に安心してもらうため

取引先などの社外の方から資料送付や資料請求の依頼があり、手配を迅速に進めていたとしても、その場にいない相手にはその状況が伝わりません。資料を郵送で発送する場合、送付先の住所が比較的近くても、到着まで早くて翌日、遅ければ2~3日ほどかかってしまいます。その間、受取人は「資料を送付してくれただろうか」と不安な気持ちを抱えながら待つしかありません。資料送付の案内メールを送ることにより、いつ発送していつ手元に届くかが明確になるのです。電話での連絡は忙しい相手の都合を考えると少し配慮が行き届いていないといえます。基本は案内メールで知らせることを心がけましょう。

案内メールの件名の書き方

ビジネスメールの件名は、メール本文の用件を簡潔に伝えるタイトルのようなもの。件名を読んだだけで用件が伝わるよう、わかりやすいタイトルにするのが基本です。資料送付の案内メールを送るときは「資料送付のご案内」を基本型とし、必要に応じてアレンジしましょう。件名の例文は下記のとおりです。

  • 件名:資料送付のご案内
  • 件名:見積書送付のご案内
  • 件名:カタログ送付のご案内

件名に「ありがとうございます」や「お世話になっております」などの挨拶文を書くのはNGです。迷惑メールと疑われるような紛らわしい表現はせず、上記の件名の書き方を参考に作成しましょう。

送付資料の内容は箇条書きにする

案内メールで送付したことを知らせたら、確認の意味も込めて資料名・部数を記載しておくことが基本です。受取人がメールを読んで、依頼した資料を間違いなく発送したかを確認することができるため、送付ミスを防ぐことができます。ひと種類のみ送付する場合は文章で書いても構いませんが、複数の資料や書類を送付するときは箇条書きにすると分かりやすいためオススメです。

資料送付の案内メールの例文集(郵送

つづいては、郵送にて資料送付したことを伝える案内メールの例文を紹介します。

資料送付の案内メールの例文(既存顧客への報告)

件名:資料送付のご案内

株式会社〇〇〇〇
総務部 〇〇 〇〇 様

平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の△△です。

早速ではございますが、ご依頼いただきました資料を
本日発送致しましたのでお知らせいたします。

――――――――――――――
発送日  :〇月〇日(〇)
到着予定日:〇月〇日(〇)午前中
送付内容 :契約資料 一式
――――――――――――――

お手元に届きましたら内容をご確認いただきますよう
お願い申し上げます。

ご不明な点やご質問など御座いましたら、
△△までお気軽にお問い合わせくださいませ。

上記につきまして何卒宜しくお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:書類の到着予定日が事前に分かるときは、上記例文に記載してあるように書き記すと親切です。書類を追跡サービスが利用できる宅急便やレターパックで送付するときは、問い合わせ番号についても記載しておきましょう。

資料送付の案内メールの例文(新規顧客から資料請求があったとき)

件名:資料送付のお知らせ【株式会社△△】

株式会社〇〇〇〇
企画部 〇〇 〇〇 様

初めまして、私、株式会社△△の△△と申します。

この度は〇〇のカタログをご請求いただき、
誠にありがとうございます。

早速ではございますが、ご依頼いただきました資料を
本日発送致しましたのでお知らせいたします。

ご査収の程、宜しくお願い申し上げます。

――――――――――――――
到着予定日:〇月〇日(〇)午後〇時~〇時
送付内容 :業務用カタログ 5部
――――――――――――――

商品その他につきましてご質問などがございましたら、
私、または下記記載の購買部宛てにメールかお電話にて
お気軽にご一報くださいますようお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:新規顧客からの請求に応じたら、メールの速報性を生かして、すぐに送付案内を先方に送信しましょう。カタログに関する問い合わせ先や担当部署・担当者名などについても漏れなく記すことが重要です。

資料送付の案内メールの例文(メールで依頼を受けた場合)

件名:資料送付のお知らせ

株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。

早速ですが、〇月〇日(〇)付けのメールにて
ご依頼いただきました新商品〇〇関連の書類一式は、
本日、〇〇運輸の宅急便にてお送り致しました。

〇日(〇)の午前中に到着の予定でございますので
ご査収いただきますようお願い申し上げます。

ご不明な点などありましたら
私△△までお気軽にお問い合わせください。

宜しくお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:送付の日にちと送付手段を明記しておくと親切です。日常業務のメールは、形式ばった挨拶は失礼がない程度に簡略化・省略しても構いません。端的に内容が伝わる文面になるようまとめましょう。

資料送付の案内メールの例文(速達にて送付した場合)

件名:資料送付のご案内

株式会社〇〇〇〇
代表取締役 〇〇 〇〇 様

いつもお世話になっております。
株式会社△△の△△です。

本日、速達にて下記資料を郵送いたしました。
ご査収くださいますようお願い申し上げます。

1.〇〇〇〇に関する調査資料  3部
2.〇〇〇〇のご提案書     4部

ご不明な点などありましたら
私△△までお気軽にお問い合わせください。

宜しくお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:送付書類の内容や数は分かりやすいように箇条書きにするのが基本。送付書類名や部数を記すときは、書きはじめる位置を揃えるほうが見やすいです。メールを受け取った方への配慮が感じられる文面にすることが大切です。

資料送付の案内メールの例文集(添付ファイルで送るとき)

さいごに、添付ファイルで資料送付したときの案内メールの例文を紹介します。

書類送付の案内メールの例文(基本)

件名:書類送付のご案内

株式会社〇〇〇〇
営業部 〇〇 〇〇 様

平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の△△です。

早速ではございますが、ご依頼いただきました〇〇の資料を
添付ファイルにてお送り致します。

ご査収の程、宜しくお願い申し上げます。

■添付ファイルの詳細
〇〇の提案資料(全7ページ)
〇〇の契約書 (全2ページ)

なお、ご不明な点やご質問など御座いましたら、
△△までお気軽にお問い合わせくださいませ。

上記につきまして何卒宜しくお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:添付漏れがないか確認してもらうためにも、添付ファイルの内容の横に、ページ数を書き記しておきましょう。なお、社外の人に資料を送付する場合は、WordやExcelではなくPDFの形式で送るのが基本です。

資料送付の案内メールの例文(補足説明する場合)

件名:資料送付のご案内

株式会社〇〇〇〇
総務部 〇〇 〇〇 様

平素より大変お世話になっております。
株式会社△△の△△です。

早速ではございますが、ご依頼いただきました〇〇の資料を
添付ファイルにてお送り致します。

ご査収の程、宜しくお願い申し上げます。

■添付ファイル
〇〇契約書(全5ページ)

なお、〇〇契約書に記載の条項で特に注意いただきたい2項目を
下記に記載致しますのでご参照くださいませ。

(1)第3条記載の契約期間について
   本契約は〇年単位での再契約が必要です。
   自動更新はありません。

(2)第4条記載のお支払いに関する内容について
   新規作成した調査資料についてはご請求の対象となりますが、
   既存原稿のごく軽微な変更等は対象外と致します。

なお、ご不明な点やご質問など御座いましたら、
△△までお気軽にお問い合わせくださいませ。

上記につきまして何卒宜しくお願い申し上げます。

====================
署名
====================

書き方のポイント:案内メールの文面に補足説明を明記する場合は、まずは題目を書き、その詳細を下に記すと、先方も読みやすく分かりやすいでしょう。末文には相手の質問に応じる旨の一文を書き記し、丁寧な文面に仕上げることを心がけましょう。

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