セミナー開催の案内メールの文例

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セミナー開催の案内メールの文例

セミナー開催の案内メールは、作成するときに注意すべきポイントがたくさんあります。一つでも情報が抜けてしまうと参加者に混乱を与えてしまいます。セミナーの概要や開催場所、参加費用など、分かりやすく簡潔にまとめなければなりません。

ここでは、セミナー開催の案内メールの文例をご紹介します。書き方やマナーについてもお伝えするので参考にしてくださいね。

セミナー開催の案内メールの書き方

まずは、セミナー開催の案内メールについて、書き方や注意点、マナーを紹介していきます。

件名は「セミナー開催のご案内」

ビジネスメールの件名は、一目見てメールの用件が伝わるタイトルにするのが基本です。セミナーの紹介・お誘いですので「セミナー開催のご案内」「セミナーのお知らせ」などという件名にしましょう。

件名の冒頭に日付を入れて「【〇月〇日】セミナー開催のご案内」としても良いでしょう。

挨拶文の書き方

書き出しの挨拶文は「いつもお世話になっております」「平素より大変お世話になっております」などが一般的です。「お疲れ様です」「ご苦労様です」は社内の方に送る時は結構ですが、社外に送るメールには適しません。

セミナーの概要を説明する

挨拶文を記したら次はセミナーの概要を明記します。セミナーを受けて欲しい対象者は誰なのか、どのようなセミナーかを簡潔に伝えましょう。

  • 例:この度は飲食業界の経営者様を対象とした売上増加セミナーを開催致します。客単価を増やす方法、回転率を上げる方法を詳しく解説します。

対象者がセミナーに参加したいと思えるような魅力的な文章を作成しましょう。

セミナーの詳細は箇条書きで明記する

概要を記したら、次はセミナーの詳細を明記します。開催日時はもちろん、場所、参加費や定員数なども漏れなく記載しなければなりません。

■セミナーの詳細
内容:〇〇資材を使用した施工方法
日時:〇月〇日(〇曜日)
時間:13時~15時(受付開始12時30分)
会場:〇〇ホール A会議室
費用:お一人様1,000円
定員数:30名

上記のように項目ごとに箇条書きにすると、メールの読み手は理解しやすくなります。

参加方法を記載する

メールには、セミナーへの申し込み方法を記載しましょう。詳細を記載しただけでは、どのように申し込めば良いか相手は分かりません。返信先のメールアドレスや、参加の申し込みフォームなどを別途作成し、メール添付することをお勧めします。

「お申し込みは添付資料記載の「〇〇@〇〇.com」までメールを頂けますよう宜しくお願い致します。またFAXの場合は添付資料を印刷の上、〇〇-〇〇〇〇-〇〇〇〇まで送信を宜しくお願い致します」などと記しましょう。

セミナー開催の案内メールの文例

件名:〇〇セミナーのご案内

株式会社〇〇〇〇
営業本部長 〇〇 〇〇 様

いつも大変お世話になっております。

この度、弊社では若手営業マンを対象とした
セールススキル向上セミナーを開催致します。

株式会社△△在籍時にトップセールスマンになった経験をお持ちの
△△氏をお招きし、商談で使えるトークや即実践に応用できるテクニックまで
事例をご紹介しながら詳しく解説いたします。

契約率を高めたい方、顧客満足度を高める方法を知っておきたいという方には
是非ご出席いただきたいセミナーです。

■セールススキル向上セミナー
内容:営業スキル向上に必要な5つのポイント
日時:〇月〇日(〇曜日)
時間:14時~17時(受付開始13時30分~)
会場:〇〇ホール
住所:〇〇市〇〇町〇-〇-〇
費用:3,000円
定員数:50名

出席のお申し込みは添付資料記載の上「〇〇@〇〇.com」まで
メールを頂きますよう宜しくお願い致します。
お申し込みの締め切りは〇月〇日〇時までとなっております。

皆様のご参加、心よりお待ち申し上げます。

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署名
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書くときのポイント:文例の流れは以下の通りです。

  • 宛名
  • 挨拶文
  • セミナー開催のご案内
  • セミナーの詳細
  • 申し込み方法の記載
  • 申し込み期限のお知らせ
  • 結びの挨拶

よくある間違いはセミナー詳細の記載漏れです。プログラムを確認して不足が無いか複数回チェックしましょう。また会場が分かりづらい場所にある場合は地図を添付すると親切です。

セミナーの案内メールは記載事項が多いことから、メールのボリュームがどうしても膨みがちになります。これは仕方の無いことですが、なるべく簡潔に書くことを心がけて、最小限のボリュームに抑えられるように工夫しましょう。

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