復職の挨拶メールの文例集（産休・育休・体調不良・うつ病）

休職期間が終わり、職場に復帰することが決まったら、職場のメンバーや取引先に復職の挨拶メールを送りましょう。

ただし、書き方には気をつけないと相手を不快にさせてしまうので要注意。休職中、自分の担当業務を引き継いでくれた同僚や上司に感謝の気持ちを伝えるのはもちろん、迷惑をかけてしまったことに対してお詫びの言葉を添えるのが礼儀です。

ここでは、復職の挨拶メールの書き方やマナーについてお伝えします。休職理由が産休・育休・うつ病・体調不良の際の文例も紹介するので参考にしてくださいね。

復職の挨拶メールの書き方・マナー

まずは、復職の挨拶メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

お世話になった上司には直接挨拶をする

休職期間中、あなたの仕事を代わりに引き受けてくれた方々に挨拶メールだけで済ませるのはマナー違反です。相手の心遣いに謝意を表し、丁寧にお礼を伝えることによって関係を保つことができるのです。

また、復職の挨拶メールはあなたの業務に関係する部署に所属している方々全員に送るのが基本。「あの人には休職中、何も依頼していないから送らないでおこう」などと主観的に決めたりしないよう注意しましょう。

お詫びと感謝の言葉は必ず添える

社会人として、迷惑をかけたときは謝罪し、厚意ある行動に助けられたときは、素直にお礼の言葉を伝えることが基本マナーです。出産に伴う産休や育休の取得であっても、休職中、周囲が支えてくれたことに対し、感謝の意を示すことを心がけましょう。

仕事への前向きな姿勢を伝えると好印象

お詫びや感謝の気持ちを伝える最も有効な手段は、復職後の、あなたの仕事に対する前向きな姿勢を伝えることです。復職の挨拶メールの末尾には、仕事に対して熱心に取り組む意気込みや抱負を書き記すことが大切です。長々と書く必要はないので、一文で簡潔に書きましょう。

復職の挨拶メールの文例集（産休・育休）

つづいては、産休・育休取得後の、復職の挨拶メールの文例を紹介します。

復職の挨拶メールの文例（社内）

温かみのある文面に仕上げる：堅苦しい書き方や回りくどい言い回しを用いる必要はありません。育児に専念できるよう仕事を支えてくれた職場の方々には、ストレートな表現で謝意を表しましょう。また、復帰後の意気込みや仕事の意欲を簡潔に伝えると好印象です。

復職の挨拶メールの文例（社外）

丁寧な文面にまとめる：復職の報告を書き記したあとは、取引先の会社のために努力する前向きな姿勢を述べ、今後も変わらぬご愛顧・お引き立てを願う一文を添えましょう。挨拶メールのみの対応と捉えられないよう、末尾では挨拶に伺うことも忘れず明記するのが基本です。

復職の挨拶メールの文例集（体調不良・うつ病）

さいごに、体調不良やうつ病が改善したときの、復職の挨拶メールの文例を紹介します。

復職の挨拶メールの文例（社内）

休職理由が体調不良のときは書き方に注意しよう：休職により職場のメンバーに迷惑をかけたことをお詫びする一文を添え、周囲の配慮に応えることがマナーです。うつ病など、知られたくない事情による休職の場合は、病状や症状を細かく伝える必要はありません。回復した事実を簡潔に伝える程度に留めておきましょう。

復職の挨拶メールの文例（社外）

形式に従って書き記す：急な担当者交代により取引先に迷惑をかけてしまったことをお詫びするのはもちろん、今後、体調管理に気をつける点と、仕事への熱意を書き添えて挨拶メールを送りましょう。結びの挨拶も丁寧な表現を用いて締めくくることを忘れてはなりません。