プロジェクトに参加することが決まったら、参加メンバーに挨拶メールを送りましょう。
プロジェクトを成功に導くためには関係者同士の密な連携が必要不可欠。これからお世話になる方々に、謙虚な姿勢で挨拶メールを送ることで業務の進行やコミュニケーションもスムーズに図れるようになります。
ここでは、プロジェクトへの参加が決まったときの挨拶メールの書き方やマナーについてお伝えします。プロジェクト開始時や参画するときに、上司や社内・社外に向けて送る文例も紹介するので参考にしてくださいね。
目次
プロジェクト参加の挨拶メールの書き方・マナー
まずは、プロジェクトに参加することが決まったときに上司や同僚に送る、挨拶メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。
プロジェクト参加の挨拶メールを送るタイミング
辞令が出たら、プロジェクト関係者には早めに挨拶メールを送りましょう。プロジェクトの責任者や直属の上司には異動発表当日中に、プロジェクトチームのメンバーや社内関係者には着任日、社外の関係者には着任後1週間以内を目安にメールするのが基本です。
なお、異動前の部署やチームにも無事着任したことを報告するお礼メールを送るのがマナー。メールを送るときは「着任の挨拶メールの文例集」をご覧ください。
礼儀正しく丁寧な文面にまとめる
プロジェクト参加の挨拶メールの書き方次第で、あなたの第一印象が決まります。丁重な文面を心がけることにより、これからお世話になる方々に誠実さを伝えることができるでしょう。ただし、形式に則って書いた、定型的なフレーズのみの文面は味気なく、堅苦しい印象を与えるため要注意。プロジェクトが成功するよう、抱負や意気込みを自分の言葉で書き記すことにより熱意の伝わる挨拶メールになるでしょう。
自己紹介文を簡潔に記す
これからお世話になる方々に対して、あなたのこれまでの経歴・キャリアについて自己紹介しておくと、メンバーのあなたへの理解が深まり、コミュニケーションを円滑に図りやすくなります。あくまで挨拶メールのため、詳しく書く必要はありません。異動前の仕事内容や実績を一文で書いておきましょう。
プロジェクト参加の挨拶メールの文例集
つづいては、プロジェクトに参画することが決まったとき、上司や同僚に送る挨拶メールの文例を紹介します。
プロジェクト参加の挨拶メールの文例(上司に送る場合)
件名:プロジェクト参加のご挨拶 〇〇部長 お疲れ様です。 この度、人事異動により〇月〇日付で 私は今まで〇年間、のべ50社の顧客企業に対して 〇〇プロジェクトではこれまで培った経験を活かして 〇〇部長のお役に立てるよう精励致しますので 近日中にご挨拶に伺いたく存じますが、 ==================== |
書き方のポイント:挨拶メールではプロジェクトへの熱意をアピールすると好印象です。メールは略式のため、末文では、あくまで取り急ぎの挨拶であることを述べ、直接会って挨拶することを伝えておきましょう。
プロジェクト参加の挨拶メールの文例(社内関係者に送る場合)
件名:プロジェクト参加のご挨拶 〇〇プロジェクト関係者の皆様 お疲れ様です。 この度、人事異動により〇月〇日付で 異動前は、△△支店にて〇年間、 プロジェクトへの参加は未経験ゆえ、 メールにて恐縮ですが、 ==================== |
書き方のポイント:社内関係者に向けて一斉送信するときは、謙虚な文面にまとめるのが基本。へりくだった言い回しを心がけ、誠意が伝わるように書きましょう。
プロジェクト参加の挨拶メールの文例(社外に送る場合)
件名:プロジェクト参加のご挨拶【株式会社△△・△△】 株式会社〇〇〇〇 平素より大変お世話になっております。 さて、この度、人事異動により〇月〇日付で 私はこれまで〇年間、多店舗を展開する顧客企業様に対して 貴社のお役に立てるよう、日々鋭意努力致しますので 近日中にご挨拶に伺わせていただきますので メールにて恐縮ではございますが、 ==================== |
書き方のポイント:社外のプロジェクト関係者にも忘れず挨拶メールを送りましょう。初めてメールを送る場合、件名にはあなたの社名と氏名を書き記し、件名を一目見て挨拶メールと分かるよう工夫することが大切です。