プロジェクト離任の挨拶メールの文例集

人事異動や退職により、現在進行しているプロジェクトを離任することが決まったら、取引先など社外の関係者には挨拶メールを送りましょう。

これまでお世話になったことに対する感謝の気持ちを伝えるのはもちろん、後任者の紹介なども書き添え、業務に支障が出ないようにすることが基本です。

ここでは、プロジェクト離任の挨拶メールの書き方やマナーについてお伝えします。メンバーを離れるときの文例も紹介するので参考にしてくださいね。

プロジェクト離任の挨拶メールの書き方・マナー

まずは、プロジェクトを離任・退任するときの挨拶メールの書き方や、心がけておくべきマナーについてお伝えします。

感謝の言葉は自分の素直な気持ちを書き記す

挨拶メールは定型的な文章が中心のため、堅苦しい印象を与えてしまいがちです。しかし、担当者として送る最後のメールなので、これまでお世話になったことへの感謝の気持ちが伝わる、温かい文面を送りたいものです。

あなたが社外のプロジェクト担当者にお世話になったエピソードや出来事を思い出し、自身の言葉でお礼を伝えることにより、謝意が表れた柔らかみのある文面にまとまります。長文を書く必要はありません。一文でも良いので必ずお礼文を書きましょう。

後任者についても触れておく

プロジェクト離任の挨拶メールを送る際、感謝の気持ちを伝えると同時に、後任者についても書き記しておきましょう。社外のプロジェクト担当者は、あなたが異動や退職することにより、今後誰が担当者になるのか気になっています。心配させないためにも、必ずメールには後任者の氏名を記載しておきましょう。書き方については次章の文例を参考にしてくださいね。

プロジェクト離任の挨拶メールの文例集

つづいては、プロジェクトを離れるときの挨拶メールの文例を紹介します。

プロジェクト離任の挨拶メールの文例（人事異動）

書き方のポイント：後任者と共に担当者変更の挨拶に伺う場合は「近日中に、私と〇〇（後任者の名前）とで、ご挨拶にお伺いしたく存じます」と書き記します。また、プロジェクトを通じてお世話になった気持ちを伝える際は定型的なフレーズにならないよう、自分の素直な気持ちを伝えることを心がけましょう。

なお、異動前の部署でお世話になった上司やプロジェクトのメンバーにお礼メールを送るとき、異動後の部署の上司や同僚に挨拶メールを送るときは「着任の挨拶メールの文例集」をご覧ください。

プロジェクト離任の挨拶メールの文例（退職）

書き方のポイント：退職によるプロジェクト離任の場合、会社への不満や愚痴を文面に書かないよう注意しましょう。後任者や会社との円満な関係を引き続きお願いするよう丁寧に書くことがマナーです。