手紙の前文で相手の安否を尋ねたあとは、こちらの安否を伝える挨拶言葉を書きます。
主文で用件を伝える前の、前文を締めくくる大事なパートなので、書き方をしっかりと覚えておきましょう。
挨拶の書き方や例文、それに書くときの注意点をご紹介します。
自分方の安否を伝える挨拶の書き方
以下の(1)~(5)を組み合わせて挨拶を書きましょう。
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※「息災(そくさい)」とは、健康なことの意です。「大過(たいか)なく」とは、失敗や過ちもなくという意味です。
自分方の安否を伝える挨拶の例文
上記を組み合わせた挨拶文や、定型的な挨拶言葉を例文でご紹介します。
組み合わせた安否を伝える挨拶
丁寧な挨拶
一般的な挨拶
親しみやすい挨拶
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あなたの人柄や体調・様子が相手に伝わる言葉で、簡潔に書きましょう。ダラダラ長ったらしく書く必要はありません。
安否を伝える挨拶を省くときもある
こちらが病気にかかっていたりなどして無事とはいえないときには、それを相手に伝えるのは控えるように、自分方の安否を伝える挨拶は、文章の書き方や、手紙の種類によっては、省略しなくてはなりません。以下の4つのどれかに該当するときは、省きましょう。
- お見舞いの手紙
- お悔やみの手紙
- 緊急の用件を伝える手紙
- 相手の安否を気遣う挨拶を省略して書いていない手紙
うっかり間違って書いてしまわないよう、確認しておいてくださいね。