講演会とは、有識者や有名人、先生などを講師として招いて、演説(スピーチ)や講演を行うこと。経済・文化・スポーツ・芸能など、特定の分野で活躍した講師の話は、聴衆にとってきっと価値のあるものになるでしょう。
そこで主催者が力を入れるべきなのは、案内状の書き方です。講演会の案内の書き方次第で、講演に参加する人数は変わってくるからです。
ここでは案内状を書くときに、押さえておくべきポイントやマナーを例文をふまえてご紹介していきます。必要な項目を入力するだけで完成するテンプレートもダウンロードできるので、ぜひ利用してくださいね。
目次
講演会の案内を書くときのマナー・ポイント
講演会を開催する案内状を書くうえで押さえておくべきマナーやポイントがあります。最低限理解しておきたい4つのポイントをご紹介します。
1.講演テーマ(演題)を明記する
講演者がどのようなテーマについて演説するのかを案内状に明記しておくのは基本です。「著名人が登壇する」というだけの案内だと、忙しいなか時間を割いて講演会に参加してもらうことは難しいでしょう。演題は講演会の「顔」です。案内状を出した人の興味をそそるテーマを考え、具体的かつ簡潔な演題を明記しましょう。
2.講演者の略歴を記載する
講演者が有名人であっても、参加する人のなかには講演者のことをよく知らない人もいます。素性の分からない人の話を聞くことに抵抗感を示す参加者も少なくありません。案内状には、講演者の出身大学や勤務先、過去の輝かしい実績などの略歴・プロフィールを時系列で記載しましょう。
人間は自分が知っていることや共通点を見つけたときに安心する心理が働きます。また、優秀な実績を収めたり、豊富な経験を持つ人に対して、良い印象を持つ傾向があります。講演者の輝かしい略歴を明記することによって、参加者に「素晴らしいスピーチが聴けるかもしれない」と思わせることができるのです。
3.アピールポイントを明記する
講演会に参加することによって、聴衆者にはどのようなメリットがあるのか明記しておくのも大切です。
例えば「世界経済のこれから5年の見通しについて〇〇氏の見解を語っていただきます」と書くことにより、経営者をはじめとしたビジネスマンにとっては有識者の貴重な話を聞けるチャンスと捉えることができます。魅力を最大限に伝えるためにも、アピールポイントは必ず明記しましょう。
4.顔写真を掲載する
顔写真を掲載することは、略歴を明記することと同様、講演者の情報を開示することになります。事前に多くの情報を手に入れることによって情報の非対称性をなくし、参加者は不安を取り除くことができるのです。講演会の案内状には講演者の顔写真を入れておきましょう。
講演会の案内の書き方・書式
講演会の案内状は8つの要素で構成されています。書式さえ理解すれば、あとは必要項目を明記するだけ。それぞれの要素を理解しましょう。
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講演会の案内の例文・テンプレート
つづいては、講演会の案内状の例文とテンプレートをご紹介します。無料のテンプレートをダウンロードして、ポイントを確認しながら必要な情報を記入してくださいね。
1.講演会のご案内の例文・テンプレート
上の図の案内状は
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2.記念講演会のご案内の例文・テンプレート
上の図の案内状は
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