「部長、この書類に目を通していただけますか?」
上司に書類の内容を確認してもらいたいとき、このような言い回しでお願いしていませんか?
丁寧語の「いただく」をつけて伝えていれば失礼にあたらないと思う人もいますが、この表現は間違いです。上司から「言葉の使い方を知らない失礼な部下」と思われているかもしれません。
「目を通す」という言葉、ビジネスシーンではものすごくよく出てくる言葉ですよね。だからこそ、よけいに注意が必要です。
ここでは「目を通す」の意味や敬語表現として目上の人に使っても正しいかをお伝えします。また、類義語や言い換え方についても、例文をあげて詳しく解説するので参考にしてくださいね。