自分方の安否を伝える挨拶|すぐに使える例文つき

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自分方の安否を伝える挨拶|すぐに使える例文つき

手紙の前文で相手の安否を尋ねたあとは、こちらの安否を伝える挨拶言葉を書きます。

主文で用件を伝える前の、前文を締めくくる大事なパートなので、書き方をしっかりと覚えておきましょう。

挨拶の書き方や例文、それに書くときの注意点をご紹介します。

自分方の安否を伝える挨拶の書き方

以下の(1)~(5)を組み合わせて挨拶を書きましょう。

(1)
  • 私も
  • 私どもも
  • こちらも
  • 私方も
  • 当方も
(2)
  • 家族一同
  • 一同
  • (省略可)
(3)
  • お陰様で
  • お陰様をもちまして
  • 相変わらず
(4)
  • 元気に
  • 無事に
  • 平穏に
  • 健康に
  • 穏やかに
  • 息災に
  • 変わりなく
  • 何事もなく
  • 大過なく
  • つつがなく
(5)
  • 暮らしております
  • 過ごしております

※「息災(そくさい)」とは、健康なことの意です。「大過(たいか)なく」とは、失敗や過ちもなくという意味です。

自分方の安否を伝える挨拶の例文

上記を組み合わせた挨拶文や、定型的な挨拶言葉を例文でご紹介します。

 組み合わせた安否を伝える挨拶

  • 私も家族一同お陰様で平穏に暮らしております。
  • 私方も皆相変わらず元気に過ごしております。
  • 私どもも一同お陰様をもちまして変わりなく過ごしております。
  • こちらも家族一同相変わらずつつがなく暮らしております。
  • 当方も皆お陰様で息災に暮らしております。

 丁寧な挨拶

  • 私事ではございますが、当方一同無事消光いたしておりますのでご安心ください。
  • お陰様で健康な毎日を過ごしておりますので、他事ながらご放念くださいませ。
  • 私どもは皆いたって頑健にて風邪ひとつ引きませず過ごしておりますので、どうかご安心ください。
  • 私どもは皆変わりなく壮健に暮らしておりますので、余事ながらご休心ください。
  • 私どもは幸いにして息災、まずはご休心くださいますようお願いいたします。

 一般的な挨拶

  • お陰様で健康な毎日を過ごしております。
  • こちらは幸い無事に暮らしていますので、どうぞご安心ください。
  • 家族一同つつがなく暮らしております。
  • お陰様で、忙しくさせていただいております。
  • 私どもも誰一人病気もせず、壮健にておりますのでご安心ください。

 親しみやすい挨拶

  • 毎朝の満員電車にはうんざりですが、元気に通勤しています。
  • 風邪を引きかけていますが、今のところなんとか持ちこたえています。
  • 明るい笑顔で暮らしています。
  • 一時の忙しさから解放され、ようやく穏やかな日々を過ごせるようになりました。
  • 元気いっぱい頑張っていますので、安心してください。

あなたの人柄や体調・様子が相手に伝わる言葉で、簡潔に書きましょう。ダラダラ長ったらしく書く必要はありません。

安否を伝える挨拶を省くときもある

こちらが病気にかかっていたりなどして無事とはいえないときには、それを相手に伝えるのは控えるように、自分方の安否を伝える挨拶は、文章の書き方や、手紙の種類によっては、省略しなくてはなりません。以下の4つのどれかに該当するときは、省きましょう。

  • お見舞いの手紙
  • お悔やみの手紙
  • 緊急の用件を伝える手紙
  • 相手の安否を気遣う挨拶を省略して書いていない手紙

うっかり間違って書いてしまわないよう、確認しておいてくださいね。

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